▲中国のモンモデルのキット、T-90Aに手をつけました。
この箱絵のイラストがとてもカッコよくて、購入動機はこのイラストにあると言っても過言ではありません。
ソ連、ロシアと続く共産圏のMBTは、まさに兵器としての割り切った設計から醸し出されるスタイルにすごく魅力を感じます。
そして何か共産圏特有の冷たさを感じるのは私だけでしょうか。
もちろん、キットの精密度、連結可動履帯の魅力も購入した理由です。
▼インストの表紙。カラーです。お金かけてますね。
箱絵と同じイラストを使い、ちゃんとデザインしてます。
▼表紙をめくると、各部の名称、実車の説明文があります。
▼AFVは足回りから組立が始まるのが定番ですが、このキットもそうでした(笑)
ご覧の通り、サスペンションは可動します。これで可動連結履帯であることがうなづけます。
▼ポリキャップを内蔵するタミヤ式?の起動輪(ドライブスプロケット)、誘導輪(アイドローラーホイール)、転輪(ロードホイール)。
ポリキャップタイプは塗装がしやすくて助かります。
▼足回りができました。
完成するとほとんど見えない車体下部ですがサスペンションの表現、車体のプレス構造などがよくわかります。
▼サスはこんな感じで可動します。
▼いよいよ可動の連結履帯を組み立てます。履帯は片面81枚の指示です。
▼ランナーからギリギリで切り離したつもりの履帯ですが、やはり少しランナーが残っています。
可動には影響はないと思ってはいましたが、見た目と万が一を思って修正します。
一つの履帯に対して2箇所、片方の履帯を組み上げるには162箇所の修正となります。
▼修正していきます。
▼組立用の治具があり、6枚ずつセットしていくようになっています。
写真は5枚ですね、この後気づいて6枚にしてセットしています。
▼6枚繋いで治具にセットしました。
このあと両側の連結ピンを治具にセットして片方ずつ押し込んでいきます。
▼ランナーに付いたまま治具に入れた後、ランナーを切り離します。
写真はランナーから切り離した状態です。
▼連結ピンの入った治具を、履帯本体をはさんである治具のピンに合わせて押し込むと連結ピンが履帯にはまります。
写真は治具を押し込んだ後に外したところ。連結ピンがはまっています。
▼治具を使って完成した6枚の履帯。こうして作った履帯を繋げ合わせて81枚にします。
接着剤は全く使いません。すべてスナップキットのようにはめるだけで組み立てています。
▼指定通りの81枚でOKでした。なおまだマスキングテープで仮止めの状態です。
今回はここまでです。次回はもう片方の履帯の組み立てを済ませ、車体、砲塔の組み立てに進みたいと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。