山口日記

その日を記し、その日を残し、来るべき日を見据え、来るべき日を迎えるために。

トラブルメイカー

2008年01月09日 | 日記
どデカイ口内炎が舌と舌の下にできて、食事毎に悶絶していたのですが、気づくとなんだか歯のほうが痛くなっていた。そういえば何年か前に治療途中で診察に行かなくなったなぁなんて思い出して、一回行っておこうと地元の病院を紹介してもらう。やっぱり虫歯でした。しかも歯と歯の間から進行していたので、二本ともいってしまったようです。あ~また銀歯が増える。白いのにできないかは相談してみるけれど。虫歯になるといつも「取り返しのつかないことをしたなぁ~」と後悔するのですが、めんどくさくてなかなか行かないものです。それにしてもトラブルの多い体め。

蛮族の侵入だ

2008年01月08日 | 日記
「みなさん、さようなら」という映画を見た。美しいと言っていいのか分からないけれど、美しいコントラストを感じた。何に価値があるのか、なぜ生きて死ぬのか。その答えを提示しようとするのではなく、答えを探そうとするのではなく、まるで答えを待ちわびているような感じさえした。息子と父親、下品な下ネタと高尚な歴史論、ジャンキーと成功を収めているビジネスマン、シスターと尻軽女、乱雑な病棟と高級な個室。すべてが隣同士に存在するが、けっして混ざってしまうことはない現実。しかし、お互いがお互いの影響を受け、変化が生じる。しかしそこには中間は存在しない。このコントラストを最後まで相反するものではなく、同空間に同時に存在するという事実。確かに美化された死と親子の話である。しかしこの対比の中で紡がれる言葉に涙が出た。「蛮族の侵入だ」。最後に息子と顔を合わせたときの言葉。自分と対極の人間であることを最後まで否定せず、そして最後の息子への願い事を伝える。


「茶の味」も面白かった。釣りに出かけてちょっとしたハプニングで笑い転げて、結局釣れずに帰ってきたような感覚。わけわかんねぇか。「Ray」はなんとも・・・。ユニバーサルスタジオの映画は見なくていいや。

メンボウ

2008年01月07日 | 日記

ついに病院に行きました。地元の病院だし、一回行っておこうと思いまして行ったのですが(仕事中)、あるはずの熱が平熱でした。悪いはずの顔色(常時土気色)が、血色よくなってました。これだから医者は嫌いなんだ。36.5℃の体温計出すの恥ずかしいわ。でも一応インフルエンザの可能性も否定できないので、検査を。

 

その病院は入院患者も多く、元はおそらく宿泊施設か何かの建物のようで、受付も待合室も妙に開放的で、患者さんとの接点がやたら多いので、風邪の私は予備診査室という小部屋に通されていた。そこには低いソファと、立って使うのにちょうどいいハイテーブルが置かれていた。低いソファに座っていた私は、ハイテーブル越しに突き出された長い麺棒を鼻に突っ込んでもらうため、背筋を伸ばしテーブルの上に顔を突き出して上向きになって無防備に鼻の穴を突き出していた。前にも一度同じ検査をしたことがあったけど、これはやっぱり衝撃的な深さまで麺棒を突っ込まれた挙句に、結構な勢いでグリグリとほじくられる。想像していただきたい、背筋を伸ばしテーブルの上に顔を持って行き、鼻に麺棒を突っ込まれながら、隣では藤崎マーケットのラララライ体操がお年寄りでも聞き取れるように大音量で流されているのを耳の片隅に捕らえながら、その変な感触に悶絶して涙を流している青年の姿を。自分で笑えてきたのですが、笑うと鼻には中途半端に麺棒で栓がされているので、鼻からとも口からとも言えない変な笑い息がこぼれてしまいました。注射嫌いな私(本当に嫌い)は、注射のことばかり心配していたのですが、もしかしたらそれ以上の恥辱を味わったかもしれません。ま、結果は陰性で、他だの風邪。熱が上がったり下がったりすることだってあるある。なんて診断結果でした。あの医者「私が沖縄に来たのが20年前で・・・」と話し出したときには、どうやって後20年分の話を聞こうかとびっくりしたけど、結局「だいじょぶだよ~」って(そんな言い方はしてませんが)。正直安心したので面白おかしく書いてみましたが、仕事のほうはなかなか笑えません。ま、みんなそんなもんだ。

「なんもないより、なんかあったほうがいい」

ですもんね。


こんなときにしか

2008年01月05日 | 日記
熱は少し下がったけれど、下がりきらずだるさがのこります。まあこんなことを報告するのも、こんなときに限って那覇で呑もうと誘いがかかることがくやしいから。やっぱり田舎に居ると、人で賑わう繁華街に行くだけでテンションがあがるし、そこから酒を呑むのですから楽しくないはずがないのです。でも今日はがまん。代わりにDVDを3本借りてきて、一人映画祭。そして先日買ってきたシガーロスのDVDが予想を遥かに越えて素晴らしかったのでもう一度じっくり見直します。何かに感動して、悲しいことであれなにかに心を振るわせているときの感性が、非常に大切だと再認識。そうゆう人間が強い力を持つと思います。ぜひぜひ機会があればシガーロスのヘイマ~故郷を見てみて下さい。話が逸れましたが、本題もないので、問題もございませんでした。とにかく、体調が悪いときにしか味わえない楽しみを追求していきます。

これが

2008年01月04日 | 日記
沖縄と思って写真を撮ったら、画像サイズがやたらと小さかった…。

隣に顔があると思いますが(デザインが変わるまでの間ですが
)、こんな顔をした後輩が居たことを思い出しました。


初詣

2008年01月03日 | 日記
昨日は南部まで遠征。おみくじと交通安全の御守りを求めて護国神社へ。車と人でごった返した那覇は、思ったより正月気分が味わえた。やはり年中行事は節目として自分を改めたり、見返したりするうえで大切な物だと再確認。お昼は高級和牛のステーキで満腹にして、タワレコで登川誠仁、レディへ、シガーロス、バトルズなどなど購入。買うか買わないか迷っていたものも一括購入。つぎは数少ない紳士服売り場の中から、会社に履いていくズボンを引っ張りだしてきて購入。一通り用事が済むとビールで乾杯。気が付いたらテキーラで絞め。ぐでんぐでんで起きたらやっぱり二日酔い。かと思ってたらなんと38℃を超す熱が出てました…只今療養中です。

初岬

2008年01月02日 | 日記
初詣に行こう、と向かった先は辺戸岬。岬マニアにはたまらん正月です。Sammyに乗り込んでいざ出発したのはいいけどなにをしに行くのか全く分からなかったので、強引につけた理由は「生ヤンバルクイナを見に行こう」。行ったことのある人は多分分かると思いますが、辺戸岬には巨大で残念なヤンバルクイナが設置されています。今回はそれじゃなくて「生」の方です。沖縄は昨日一昨日くらいから風が止まず、海はどこも白波がたっていて、あまり穏やかな気分を求めてドライブするにはおすすめできない天気。案の定辺戸岬では大きな波がたち、私たちの他にも訪れているたくさんの人を賑わせていた。早々に辺戸岬を後にして、茅打バンタ(茅を投げ込んでも強い風で打ちかえされるという断崖絶壁)にむかい、身を乗り出して下を覗き込むスリルに満足して、投げ込んだ葉っぱがヒラヒラと舞い落ちて行く姿にさらなる満足感を感じながら、ヤンバルクイナを求めて奥を目指した。緩やかな上り下りが繰り返される曲がりくねった山原の道に、ピョンピョンと飛ぶ黒い鳥に絶叫したものの、瞬時にカラスだと判明して、さっきの絶叫を無かったことにしようと
試行錯誤したけれど、恥ずかしさだけが増していくばかり。気が付いたらもう名護まで戻ってきていた。今年もこんな感じで一年が過ぎて行きそうで怖い。