2019-8-10 第22節(ホーム)神戸戦 1-1 ドロー アド今季10得点(日本人最多)& 藤本選手と初対決!

2019-08-13 15:01:27 | 大分トリニータ
フジモンの電撃移籍が発表されてから3日。
トリサポ1人1人が様々な感情を持つ中で迎えた神戸戦。
分かっていることは一つ。
                                 
この神戸戦は大分の誇りをかけて絶対に負けられないこと。



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前売りの時点で25000人以上の来場者が見込まれるとの情報から、自宅を早目に出てドーム駐車場に着いたのが朝の8時30分。

それでもE駐車場は半分ほどが埋まっていましたし、1時間ほど仲間と話をしている間に停められない車が目の前を何度も行ったり来たりしていました。
何時に家を出たら正解なのかは分かりませんが、駐車場がガラガラだったことを考えると幸せなことです。




この日はイベントが目白押しです。
子どもたちのために西口ニータンパークには「ウォーターパーク」が作られていました。



プールに入って大喜びのちびっこたち、名古屋から来てくれました。




その横には「消防フレンドパーク」「自衛隊車両展示」「オートポリスPRブース」があり、いったいどれから回って良いのか分からないほどです。


西口ニータンパークには大きなテントが設置されていて、中にはイスと机があり日影の中でゆっくり休むことができます。
この大きなテントがどれだけ有難いことか。

J1のスタジアムはどこに行っても大分より優れているだろう、と思っていませんか?
とんでもありません。

大分のスタジアムほどサポーターに優しいところはありません。
雨が降ると屋根が閉まる素晴らしいドームはもちろんですが、開門時間まで外でゆっくり休めるスペースがある。
当たり前のように思えるかもしれませんが、これは本当にサポ想いなのです。

さらに無料駐車場。
関東や関西に車で行くと駐車場は自分で探し、お金を出して自分で確保する。
それが常識になっているスタジアムが多いのです。




さらにさらに、私達のお世話をしてくださる大分のボランティアの方々の笑顔や対応。
間違いなくJ1~J3を通してトップクラスです。
当たり前のようにやってもらっていることが、アウェーに行くと当たり前ではないことを思い知らされます。

ボランティアの皆さん、大分のサポーターとして誇りに思っていますし、感謝しています。
いつも本当にありがとうございます。


「ガチャガチャコーナー」


仲間1人分です(笑)

ガチャを回した数「20回」
まてよ、1回=300円なので20回で6000円。
マジですか(笑)
で、お目当てのフジモンとレイちゃんが出なかったそうです(あちゃあー)



「さんぺーのたまご」=500円
食べました。
甘いクリームと果物の酸っぱさが口の中でうまくミックスしてまるでさんぺーちゃんのように・・・
と書こうとしましたが、うまい言葉が見つかりませんでした(涙)




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「この日はみどり牛乳サンクスデー」

ということで今日のニータンは「モータンコスプレ」
ニータン大好きお姉さんと今日もハグ。



胸には美味しい「みどり牛乳」
我が家の冷蔵庫は「みどり牛乳」さんの製品でいっぱいです(本当)


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『いつもの会話』


席に荷物を置いて
『なにか食べるものを買ってこようか?』と嫁。
『うん、なんでも良いよ』と私。
『それじゃあ焼きそば買ってくるから』

……10分後。

席に戻ってきた嫁。

『焼きそばはどこ?』
『え?』

『いや、焼きそばを買いに行ったよね』
『あ! あ~あ!…そうなんよ今日は人が多いんよ』

『…うん、だから?』
『だから歩くのもたいへんだった、本当に多いから』

『…おつかれさん(絶対に忘れてるやろ)』


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試合の翌日にはうちわを持って家族4人で「城島高原パーク」に遊びに行く予定の仲間のご家族。
「城島高原 グッドファミリー賞」を狙ったのですが・・・残念。
遠くから応援していたんですけどね(涙)




「強  スタジアムライブ」



「強」さんのライブが良かった。
事前に「クソッタレが原動力」の歌を覚えていったので、心のなかで一緒に歌いましたがその歌詞に思わず共感。



歌い終わったあとに「伊佐」と「オカジュン」が「クソッタレが原動力」のタオマフを持って登場。
試合後、タオマフにサインをいただき写真を撮っていただきました、最高の時間でした。



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「選手 ピッチ内練習」


藤本選手が試合に出るということで、なんとなくピリピリした雰囲気の中で「ふっ」と頬が緩んだのが島川の髪型。




独特というか・・なんとなく元トリニータの鈴木惇選手を思い出しました。
いや、だからどうなんだって話なんですが・・・なんとなく(笑)
(嫁が島ちゃんの髪型がカワイイと絶賛していました)




そしてキター!
8月5日に加入した「嶋田慎太郎」
大宮からレンタルの23歳。



選手紹介は「SSポーズ」
これは絶対に先輩(思いつくだけで3人)にやれって言われたんだろうなぁ(笑)
機会があったら聞いてみよう(笑)




選手がピッチ内練習をしているときに片野坂監督がピッチ横に居たお客さんに一人づつ握手をしていました。

今までこんなことしていたっけ?
私は初めて見ました。





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「神戸 藤本憲明選手紹介」 


今、目の前にいる選手はかつて味方ではあったけれど、今は敵なのだ。
これからは敵として戦うのだ。
自分に言い聞かせるために、最大の強敵として最大の声でブーイングをしました。



そのブーイングは場内アナウンスが止まるほど。



わかっていると思いますが、この大ブーイングは大分サポのフジモンへの惜別と感謝の深さ。
やっぱり大分サポはJリーグで一番温かいサポなんだと改めて実感しました。



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「選手入場」
選手入場の際、私の前のちびっこ。
ビッグフラッグの中で手を一生懸命に伸ばしているのが可愛かった。



「レイチェル J通算 200試合達成セレモニー」  

レイチェル J通算 200試合達成 おめでとうございます。



可愛かったのは別れ際、我が子との「ハイタッチ」

今更ながらわかったこと。
レイチェルはお父さんなんだ(笑)





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「試合開始」

大分はいつもの3バック。
神戸は意表をついて4バックを3バックにシステム変更。




スター揃いの神戸の中でも一番怖かったのは「古橋選手」
J2で戦った岐阜戦で度肝を抜かれたのを今でも覚えている。
「11分」
その古橋選手がグランダーのシュート。
高木が意表を突かれたのか、前にこぼすがセーフ。




古橋選手にしたら挨拶代わりのシュートだったのかもしれないが、この選手がボールを持つと本当に怖い。


そして世界のスーパースター「イニエスタ」選手。
推定年俸33億円。
と言われても検討もつかない(笑)


ボールを自在に操る姿は惚れ惚れしてしまう。
別格に上手い(と私が言うのも恐れ多いが)




「32分」
その2人でゴールを決められてしまう。
イニエスタ選手がドリブルで持ち込む。
小塚のアタックで倒れるもすぐに起き上がり古橋選手にパス。
これからの動きが早かった。
すばやく反転して右隅に決めたスーパーゴール。
これはさすがの高木も止めることはできなかった。

「0-1」 神戸 先制。



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「後半開始」



この試合だけは絶対に負けられない大分。
すぐに反撃。
「48分」
コーナーキックからの流れでレイが大きく蹴り出す。
相手DFのコントロールミスのこぼれ球を小塚がスルーパス。
これをニューがおさめ、DF2人の間を抜く絶妙のパスをアドに出す。



アドがトラップからシュート。




GKが弾いたボールを左足で押し込んだ。




値千金の同点ゴール。



ラッキーな面もあったがそれも含めて大分サポの「絶対に負けられないという強い想い」が、ボールを押し込んだのだと思う。



「アド 日本人トップの10得点目 2桁得点 おめでとうございます!」




これで「1-1」の同点。
振り出しに戻る。



「57分」
ティティパン(ニュー) → 嶋田 慎太郎に交代。



8月5日に新加入した慎太郎が大分デビュー。
ニューのシャドーの位置に入る。




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「62分」
ドームが一斉に「おおー!」とどよめいたのがこのシーン。
智輝がイニエスタ選手からボールを奪ったのだ。
イニエスタ選手が反転した瞬間、前に体を入れボールをかっさらった。




当然のように、何事もなかったように、プレーを続ける智輝。
その心臓は鉄どころではない。
チタンなのか? ダイヤなのか?



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「アフレコ」  


さんぺーが呼ばれた。
『交代ですか?』

吉阪コーチ
『いや、実は試合前に宅急便が来ててな(みつひらさん宛に)って言うもんだから、そんな名前の選手はいないって返品したんだよ』
『・・はぁ』

『だから、ずっとさんぺーが本名だと思っていたわけよ。みつひらが本名だったんだよなぁ、すまん、すまん、思い出したんで確認したかったんだよ』






『えええ!  そんなことで試合中にオレを呼んだの?』




『あれ? 交代じゃなかったの?』
『いやいや、宅急便がね、返品でね』





『宅急便を返品されたんですか?』
『いや、返品したのは吉阪コーチで、返品されたのはオレ』





『結局、何がどうなったんですか?』
『だから、つまり、さんぺーとみつひらが同じだったって話』




『早い話が、さんぺーさんの出番じゃなかったんですね』
『そうとも言う』



というような話が試合中にあったとか、なかったとか(笑)
しかし、この緊迫した中で笑いに変えれられる度胸はさすがにさんぺーだし、一緒に笑える仲間たちも本当に頼もしい。
頑張れ!

「72分」
前田 凌佑 → 島川 俊郎に交代。

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それにしても幸せなのは慎太郎。
J1デビューした試合にイニエスタ選手とマッチアップ。
世界の技術をどんどん盗め。



「81分」
小塚 和季 → 三平 和司に交代。
ここで本当にさんぺーが交代。



その2分後。
「83分」
古橋 亨梧 → 藤本 憲明に交代。



ドームに神戸の藤本選手が登場。
見慣れた髪型に見慣れた顔。
違うのはアウェーのユニ姿。

当然ドームに起こる大ブーイング。




改めて見ると「イニエスタ選手」と「田中順也選手」の間に「藤本憲明選手」の名前。
凄い。





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「智輝とイニエスタ選手のバチバチ」  
「86分」
それは突然起きた。

智輝からボールを奪おうとしたイニエスタ選手の後ろから出した足が智輝の足を蹴った。
倒された智輝が怒ってイニエスタ選手に詰め寄った。
そこでイニエスタ選手が智輝の胸の付近を小突いた。

神戸サポからすれば「無名の若ぞうが天下のイニエスタになに文句つけとんねん」なんだろうが、大分サポからすれば「なにうちの大事な智輝を倒しとんじゃ」となる。
それはそうだろう。
ピッチに立ったら相手がどんなスーパースターだろうと、どんなベテランだろうと1人の敵であることは間違いない。
ファールをされたことに毅然とした態度で立ち向かった若武者智輝。
ピッチ上では上下関係、有名無名は関係ない。
バチバチにやるからサッカーは面白いのだ。
最後にイニエスタ選手から握手したのはさすがの大人の対応。
これもサッカーの良いところ。



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大分のコーナーキック。
残り時間はもう僅か。
一段と拍手と声が大きくなる。
隣にいる嫁の声が聞こえない。
割れんばかりの歓声の中、全ての視線がピッチの選手に注がれる。


『神戸に負けたくない』
『絶対に勝ちたい』
その想いが叩く手に込められる。
26000人の拍手。




先制され、追いついた。
勢いは大分にある。




長谷川が蹴ったボールはゴール前の集団からこぼれた。
フリーで待っていたのは今季新加入のタナタツ。
一瞬のタメを作り仲間を狙った。
さんぺーだ。
頭で合わせ、首を振った。
飛び込むボール。
ドームが揺れた!
決まった!
と思われたとき、GKが渾身のクリア。
無情にもボールは枠の外に流れた。





崩れ落ちたタナタツ。
頭を抱えたさんぺー。
勝ち点3がスルリと離れた瞬間だった。



それでも得点の匂いがプンプンした。
次節はもう少し長くさんぺーのプレーを見てみたい。
素晴らしいヘディングだった。




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試合終了 1-1 ドロー

お互い死力を尽くした楽しい試合だった。
いろいろあった濃い一日だった。




試合後、大分の方に藤本選手を連れて行こうとする前田と小塚。



首を捕まえて絶対に離さない前田。




前田のノリは学生のようだ(笑)
でも嫌いじゃない、というか好きだ。



それを笑顔でかわす藤本選手も好きだ。



『フジモン 今までありがとう』
『幸せになれよ!』
『大分に来てくれてありがとう』
試合後に挨拶に来た藤本選手にトリサポからたくさんの温かい言葉が贈られた。




昨日まで一緒に戦っていた仲間が突然サヨナラも告げずに去って行った。
心の準備もできないまま、数日後に我々を倒す刺客となって現れた。
ここに戸惑いがあった。


まだショックから立ち直れていない中で、心の中が整理されていない中で、敵として現れた。
倒さなければ倒されてしまう。




『敵なのか? 本当に敵なのか?」
心が叫ぶ!
もちろん敵であることは認識している。
しかし数日前まで絶対的な信頼を寄せていた頼もしい味方だったのだ。
                                 
『何故?』





理性では分かっている。
感情がその速度に追いつけないのだ。


カメラを向けると大人も子供も『LTポーズ』をしていたのだ。
LTポーズができないと笑われるくらい当たり前に浸透していたのだ。
そのポーズこそ『LOVE TRINITA』の証だったのではないのか。
  
『何故?』




再びそこに無限ループしてしまう。
スター揃いの神戸。
葛藤の中でそこに飛び込んでいった。
しかし残された私たちも同時に葛藤の中にいたのだ。


いつか大分を離れステップアップしていく。
もちろんそれは分かっていた。
でも今ではない。
遠くない未来ではあっても今ではない。
なんの根拠もないままそう思っていた。




試合後、神戸のアウェーユニを着てバクスタのサポに挨拶を済ませゴール裏にやってきた。
両手を上げて挨拶をし深々とお辞儀をした。




この瞬間。
発表があってから揺れ動いていた心をここで断ち切ることができた。
  
『何故?』


もうそこに理由は要らなかった。


  
『ありがとう!  大分をJ1に上げてくれてありがとう』


感謝の言葉が自然に出てきた。



                           
これからは神戸の藤本選手として、応援もするしブーイングもする。
来季、同じカテゴリー(もちろんJ1)で再び戦おう!




最後に!
                            
『フジモン!さらに大きくなれ!君はなれる!きっとなれる!』 




                                       
『我が友よ 勇者よ 旅立つ人に 栄光あれ』





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さて、大一番の神戸戦も終え、一息つく時間もなく明日は天皇杯。

さらに土曜日には強豪「鹿島アントラーズ」戦です。

楽しい時間はまだまだ続きます。
                     
戦え 大分トリニータ!!
戦え 大分12番!! 




今節も声をかけていただいた皆さん
ご挨拶をいただいた皆さん 
お気遣いいただいた皆さん

ありがとうございました。
















































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