WBCの応援ではないですが、日本って「ニホン」なんでしょうか?それとも「ニッポン」なんでしょうか?
日本と呼ばれる国名の起源を考えてみましょう!諸説がありますが、聖徳太子が隋の国に送った書状に「日出ずる処(ところ)の天子」という有名な文面があり、これを日本の語源と考える人が多いようです。
はっきりと「日本」という名称が文献に登場するのは7世紀唐代の史書で、「日本国は倭国の別種なり」という記述があります。
国内でも大化の改新ころには、既に日本という国名を使っていたようです。しかし、当時の読み方は「やまと」「ひのもと」などで、「ニホン」「ニッポン」と音読みするようになったのは奈良時代以降と思われます。
13世紀にマルコポーロがその著書「東方見聞録」の中で日本のことをジパングZIPANGUと紹介したことはよく知られています。ヨーロッパ各国ではそれが変化して現在の呼び名になったと思われます。それでは何故ジパングなのでしょうか?
元朝時代の中国で、日本をジッパンと呼んでいたのがその由来のようです。「日」という感じの音は「昨日」「当日」など現在の日本でも日と読むことからも判ります。
ただ、日本ではその後も日本の読み方には定義は無く、戦前は大日本帝国の場合のように力強さがあるというイメージから「ニッポン」を積極的に使いました。
オリンピック選手の胸のロゴも同じ理由でNIPPONと表記されています。戦後はソフトなイメージの「ニホン」という読み方のほうが多く使われているようです。国立国語研究所の調査でも、ニホンが圧勝。「日本一」や「日本代表」ではニッポンと発音する人は20%いるものの「日本」単独ではニホン派が96%に達しました。
国連のニホンの登録名は「ニッポン」になっていて、国としては一応ニッポンと名乗っているのですが、国号として正式に定められているものではないようです。
70年前、文部省臨時国語調査会が呼称統一案として「ニッポン」を決議したのですが、政府では採択されず、結局、現在に至っています。
法制化されていない以上、正式な読み方があるはずも無く、発音は慣例に従うしかないということです。
でも歴史的ににも国際的にも「ニホン」というより「ニッポン」というほうが正しいかもしれません。
日本と呼ばれる国名の起源を考えてみましょう!諸説がありますが、聖徳太子が隋の国に送った書状に「日出ずる処(ところ)の天子」という有名な文面があり、これを日本の語源と考える人が多いようです。
はっきりと「日本」という名称が文献に登場するのは7世紀唐代の史書で、「日本国は倭国の別種なり」という記述があります。
国内でも大化の改新ころには、既に日本という国名を使っていたようです。しかし、当時の読み方は「やまと」「ひのもと」などで、「ニホン」「ニッポン」と音読みするようになったのは奈良時代以降と思われます。
13世紀にマルコポーロがその著書「東方見聞録」の中で日本のことをジパングZIPANGUと紹介したことはよく知られています。ヨーロッパ各国ではそれが変化して現在の呼び名になったと思われます。それでは何故ジパングなのでしょうか?
元朝時代の中国で、日本をジッパンと呼んでいたのがその由来のようです。「日」という感じの音は「昨日」「当日」など現在の日本でも日と読むことからも判ります。
ただ、日本ではその後も日本の読み方には定義は無く、戦前は大日本帝国の場合のように力強さがあるというイメージから「ニッポン」を積極的に使いました。
オリンピック選手の胸のロゴも同じ理由でNIPPONと表記されています。戦後はソフトなイメージの「ニホン」という読み方のほうが多く使われているようです。国立国語研究所の調査でも、ニホンが圧勝。「日本一」や「日本代表」ではニッポンと発音する人は20%いるものの「日本」単独ではニホン派が96%に達しました。
国連のニホンの登録名は「ニッポン」になっていて、国としては一応ニッポンと名乗っているのですが、国号として正式に定められているものではないようです。
70年前、文部省臨時国語調査会が呼称統一案として「ニッポン」を決議したのですが、政府では採択されず、結局、現在に至っています。
法制化されていない以上、正式な読み方があるはずも無く、発音は慣例に従うしかないということです。
でも歴史的ににも国際的にも「ニホン」というより「ニッポン」というほうが正しいかもしれません。