健康楽園。

健康に関する情報・提案を主にする。

給料袋ひとつとっても。

2006-03-30 | P&E
思い出すと懐かしいんだけれど、以前というと30年前にもなりますが、当時勤めていた会社の給料袋には表に「あなたの貴重な労働の対価です、大切に使いましょう!」と大書してありました。
もう一般企業のほとんでが給料明細書に変って、銀行振り込みになっているんだと思います。
こんなところにも公務員の常識は世間の非常識がまかり通っています。
何と中央省庁の4割の組織では、いまだに給料を現金で手渡しているんです。内閣府は手渡しをすることで年間1億円の余分な事務経費がかかるとして当該各省庁に銀行振り込みへの変更を要請しました。
役所側は「組合が組合費の徴収関係で反対しているから。」と釈明したそうです。
組合費の徴収など、自動振り替えでシステム化すればいくらでも簡単に出来るのに、わざわざ業務中に組合費の徴収で一人一人回るんかい??そんな非効率なことしてんの?と言いたいです。我が社含めて民間企業では何十年前から常識というのにです。
こうした官民の「温度差」是正の含みもあるのでしょうが、公務員には能力開発の目的で、ホテルやデパートで接客を学んだり、福祉施設で介護実習などをしたりする研修制度が設けられています。このような短期研修から、長期では組織文化の吸収や人材ネットワークの形成ばども学ぶようです。
構造改革・構造改革と声高に叫んでいますが、給料自動振込みのような身近なところからサッサと改革しろって言いたいです。

写真は西麻布「千利庵」の蕎麦がきです。
コメント (4)
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