文句あっか!!―オレのトンデモお笑い人生文藝春秋このアイテムの詳細を見る |
洋七さんをささえる回りの協力がすごい感謝の気持ちで描かれています。
駆け落ちした奥さんの肝っ玉が太い!おかずにサバの小さいのひとかけらしか食べれんかった極貧時代、そんな中でも「貧乏ごっこやと思え。」と耐えて生活するし、月給8000万円になっても「金持ちごっこ。」だと8円でも安いトイレットペーパーを探して買うという賢婦ぶりです。
睡眠時間1日10分という超売れっ子の時代、月給15万円の給料制から歩合制に切り替えます。最初の月給が21万円の封筒と500万円の紙包み。次の月が40万円封筒と2000万円のレンガ包み。奥さんはその紙包みを「この頃、ファンレターがぎょうさん来るようになって良かったね。」なんて押入れにほっとくんです。次の月が8000万円・また7000万円と続きます。溜まった3億円に気が付いたときが大爆笑です。
銀行の対応が傑作!誰も3億円貯金したいって言っても洋七のギャグだと信じないのです。
そして親父に漁船を兄貴にはマイホームをプレゼントしてしまいます。そのあとに何と2億円の税金支払命令が来るのです。そこがまた爆笑!3億円稼いで借金生活です。
回りをささえる一員の「うちは明るい貧乏だからよか!」といっているおばあちゃん。また、お母んをつれてハワイに行きます。入国審査のとき、入国目的は口頭で答えなくてはなりません。「ええか、観光、サイトシーイングっていうんやで。」「そんな横文字、覚えられん。」「「ほんなら、齋藤寝具店って覚えたら、それで何とか通じるから。」「それなら大丈夫や、覚えられる。」で実際イミグレーションで係りの人に問われて言いよった言葉が「山田ふとん店!!!」や。206ページ。
そのあとどうなったか?
たけしとの交流・友情も熱く描かれています。