そろそろ食傷気味だけど。

第一生命サラリーマン川柳コンクールも、もう１９回目になりました。今回も第一生命のホームへージで優秀作１００点が発表されて３月１７日まで我々も投票できるようになっています。
かっては７万句くらいあった投稿も今回１９回は２万１７４４句の応募にとどまっています。平成１２年からずっと２万句前後に落ちていますから、不景気が続いていて、暢気に川柳をひねっている余裕のなくなってきたサラリーマンの心境を反映しているかもしれません。
しかし、世相を鋭く、ユーモラスかつ辛辣に皮肉る巧みさには脱帽するばかりです。
過去の優秀作もサイトで見ることができますが、第１６回の第一位は「タバコより身体に悪い　妻の愚痴」・小心亭主・が第一位、二位が「髪型は　息子はベッカム　父ジタン」・ＰＫ／です。
第１７回・第一位は「課長いる？返った言葉は・いりません」・ごもっとも・。第１８回は「オレオレに　亭主と知りつつ　電話切る」・反攻妻・です。
今年もずらりと１００句が並んでいて、一般投票によりベストテンを選ぶ。見ると、傑作揃いで甲乙つけるのが難しいです。
「チルドレン　きっと来る来る　反抗期」・ミチカパパ。「妻の口　マナーモードに　切り替えたい」・ポチのパパ。「少子化を　食い止めたいが　相手なし」壽退社希望。「昼食は　妻がセレブで　俺セルフ」一夢庵。「年金は　いらないひとが　制度決め」元平社員、と多彩です。
１００句をジャンル別に色分けすると「女房」ダネが２６でダントツ、二位が「職場」ダネで１２句になっています。
一服の清涼剤、面白いからやっぱり見てしまいます。