2010年8月27日(金)、今朝は9時半頃の電車で最上町に向かう予定だったので、ホテルでゆっくり寝ているつもりだった。しかし、いつも起きる5時きっかりに眼が覚めてしまった。いくらなんでも早すぎるので7時に目覚ましをかけて寝なおした。7時に起きて改めて電車の発車時刻を確認しようと時刻表を持ってトイレに入った。時刻表を何度見直しても乗車する予定の電車がない!乗るつもりだったのは、どうやら季節運転の、それも土日だけのリゾート快速という特別な電車だったということがわかった。2時間に1本くらいしかない路線なので、乗り継いでも最上町に午前中に到着できる電車を慌てて探した。すると仙台発8:01発の一ノ関行きに乗って小牛田という駅で陸羽東線に乗り換えれば10時半過ぎに最上駅に着けることがわかった。あわてて身支度をして、せっかく朝食付きのホテルだったのに食べる時間もなく仙台駅に急いだ。切符売り場で「最上・新庄・余目経由新潟まで」というと、「福島から新幹線ですか?」と、訳のわからないことを聞いてくる。「陸羽東線と陸羽西線経由だ」というと、やおら時刻表を調べ始めた。やっと発券された切符を持って改札口に急ぐ。5番線からの発車だというので急いでホームに行くと、5番線には行き先の違う2種類の電車が止まっている。小牛田へ行くのはどっちの電車なのか駅員に聞こうと思ったが、小牛田を何と読むのかよくわからない。「こうしだ」か「おうしだ」だろうと思っていた。聞く前に一ノ関行きのサインが見えたのでそれに飛び乗った。何とか間に合った!しかし、車内放送で到着駅の案内をしているのだが、「こうしだ」も「おうしだ」もない。そこでやっと「こごた」と発音するらしいことがわかった。駅員に聞かなくて良かった。恥をかくところだった。かん違いのおかげで一つ勉強になった。「こごた」で陸羽東線の新庄行きに乗り換え鳴子温泉を通って最上に予定通り10時36分に到着。駅員に切符を見せて改札を通過しようとしたら、「お客さん、この切符はここを通らない切符ですよ!」と呼びとめられた。良く見ると、仙山・奥羽・陸羽西・羽越・白新線経由新潟行となっている。つまり、山形経由で新庄に向かうことになっているため陸羽東線の最上は通らない切符なのである。最上駅の駅員にどうすればいいか聞くと、「面倒だからこのまま行けばいいさ」と言ってくれた。儲けたのか損したのかはわからないが、とりあえず礼を言って出ようとしたら「今度から買う時にちゃんと切符を確認してくださいね」という余計なひと言。カチン!ときて「こっちはちゃんと陸羽東線と陸羽西線で新庄・余目経由新潟までと言って買ったんだから間違う方が悪いんじゃないの!」と、こちらもつい余計なひと言。帰りも同じ駅員だったので、「これでいいですよね」と言って遠くからチラッと切符を見せて改札を通過した。
余目駅で羽越線の特急「いなほ」に乗り継ぐのに1時間近くの待ち時間があったので、一旦改札を出て、自動販売機で新潟までの特急券を買う。前回特急券だけを買おうとして間違って乗車券も買ってしまったので、今回はちゃんと確認して「特急券」というボタンをタッチした。ところがまた特急券と乗車券の2枚が出てきた。訳を言って乗車券分は払い戻してもらったが、どっちが間違ったのか今となっては何とも言えない気もする。
今日はかん違いと無知のために色々あった一日であった。しかし、車の旅より思わぬことや人との出会いなどがあって面白い。
〈鳴子温泉駅まで来ると最上町はもうすぐだ。〉
〈鳴子温泉駅と最上駅の間に、太平洋と日本海の分水嶺がある境田駅がある。まさに境ダ!〉
〈半年ぶりの最上町に到着。この後間違い切符騒動が…。〉
余目駅で羽越線の特急「いなほ」に乗り継ぐのに1時間近くの待ち時間があったので、一旦改札を出て、自動販売機で新潟までの特急券を買う。前回特急券だけを買おうとして間違って乗車券も買ってしまったので、今回はちゃんと確認して「特急券」というボタンをタッチした。ところがまた特急券と乗車券の2枚が出てきた。訳を言って乗車券分は払い戻してもらったが、どっちが間違ったのか今となっては何とも言えない気もする。
今日はかん違いと無知のために色々あった一日であった。しかし、車の旅より思わぬことや人との出会いなどがあって面白い。
〈鳴子温泉駅まで来ると最上町はもうすぐだ。〉
〈鳴子温泉駅と最上駅の間に、太平洋と日本海の分水嶺がある境田駅がある。まさに境ダ!〉
〈半年ぶりの最上町に到着。この後間違い切符騒動が…。〉