たむたむの独り言

写真を中心にした情報です。

「風と雪と森に生かされる最上ロマンチック街道」はどうか?

2010-01-30 09:38:50 | Weblog

2010年1月29日(金)、オーストリアに「木の街道」というのがある。それは単に木を敷き詰めた道を意味するのではなく、都市名は忘れたが、いくつかの街道沿線の町や村が連携して、木の文化を大切にした町づくりを行っていた。建築物や橋、道路・公園などのファニチャー、案内板などのほか、木質バイオマスをエネルギーとして広く活用していた。
 今日打ち合わせをした平成21年度地方の元気再生事業の「薪文化再生!最上町サスティナブルタウンプロジェクト」も最上町だけでなく近隣の市町村と連携すれば、これより魅力ある取り組みに発展させられる大きなポテンシャルを持っていると感じた。
最上町に来る途中にある「風車村」として有名な旧立川町の風力発電や、金山町の金山スギを活用した「金山型住宅による家並み景観づくり」、新庄市を中心とする最上エリアで展開されている「最上バイオマスバレー構想」などと、最上町のNEDO「木質バイオマスエネルギーの地域システム化実験事業」の成果やこれから取り組む「薪文化…」などを統合すれば「木の文化」と「自然エネルギー」による広域な地域づくりができる。
これに雪利用を加えて「風と雪と森に生かされる最上ロマンチック街道」が誕生すれば、自然も温泉も豊富だし、これからの「持続可能な暮らし方モデル」の最先端事例として世界中から人が押し寄せるかも…。

〈鶴岡市から新庄に向かう国道47号の途中に旧立川町(今は庄内市)の風車村がある。自然エネルギー利用の先導的な事例として有名である。〉


〈最上町での薪文化再生の重要なアイテムである薪割り機〉

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