たむたむの独り言

写真を中心にした情報です。

海岸近くで風速25mの暴風雪を体感

2010-01-14 07:05:36 | Weblog

2010年1月13日(水)、冬型の気圧配置が強まり、新潟県の沿岸地域に昨夜暴風雪波浪警報が発令された。この機を逃さず、今日は防風保安林の機能調査のため、村上市の海岸保安林の前後における風速の変化と飛散塩分濃度の調査に出かけた。調査地に向かっている間は海岸線に平行に南よりの風が強く吹いていたが、村上市に着いた時には無風状態となり空も明るくなってきた。5分間ほど調査地近くのコンビニに入っていて外に出ると今度は一転して空は暗く猛烈な吹雪になっている。また風向きも5分前とは違い西風に変わっている。
 調査地で飛散塩分を捕捉する器具をセットし終わるころ、ちょうど風向きは北西に変わり日本海から風と雪が猛烈に吹き付けてきた。
 携帯用の風速計を持って計測を始めたが、防風林の海側では風速25mの暴風となり、真直ぐ立っていることができない。いろんなものが飛んできて身の危険を感ずる。頬に当たるアラレのような雪が痛い。
 しかし、防風林の内陸側では風速は3分の一くらいに減少している。林縁に近いところではほとんど無風に近い状態である。さすがに防風林の効果は絶大である。

〈猛烈な風と吹雪に風上に向かって顔を向けられない調査地前面の日本海〉

〈海から運ばれる飛散塩分を補足する器具をセットするための杭を打ち込む〉

コメント
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