平尾台自然の郷野草勉強会

平尾台の自然と野草を見守り観察し
記録するボランティアのグループ。

白い雲棚引く観察会

2009-10-23 | 野草の観察

本日は今年最後のモニ1000調査の日です
各班に分かれてA・B・C・D・コースへと進み
めっきり開花数の少なくなったこの頃です。





山々を白く棚引く雲に幻想的な世界が広がっています。




ヒロハミシマサイコ 

先日質問を戴いた「ヒロハ・・・」では無いかという
疑問を調べるためあった場所と写真を
撮って戴きこれからの調査記録とします。

何時も側で見ていると気付かず見過ごしている
事も外部の方に見ていただくと
何にでも疑問を持ち、調べるとても勉強になりました。





シロダモ 「クスノキ科」
みな同じ花に見えるシロダモ雄株・雌株があり
雌花は花被片が4個あり、閉開し白い柱頭が目立ちます。





イヌセンブリ 「リンドウ科」

今年は不作年なのか昨年のようには見られない。
この様にムラサキセンブリに似た種に
巡り合ったのは珍しい。




ススキのゆれる中を心地よい
風と共に観察地へ向かいます。




リンドウ 「リンドウ科」

ススキの中にはリンドウのムラサキが
色を添えています。





ウメバチソウ&ムラサキセンブリ

今年はムラサキセンブリの大群生
薬効が無いのが知れ渡ったのかそれとも採取する人が
居なくなったのでしょうか?




センブリ 「リンドウ科」

背が低く小さいセンブリ阿蘇辺りのセンブリとは
違う可愛さです肥料の少ない痩せた地に
生息してると言う事でしょう。




マルバノホロシ 「ナス科」

紫色の小さな花を咲かせていたナス科
実が赤く熟れてきました。
小鳥達の食料となり遠くへ運ばれるのでしょう。




ムラサキセンブリ 「リンドウ科」

美しい良い写真です。

ナンバンハコベが今まで見たことの無い
所でナンバンハコベを見つけたとの
情報と写真を戴きました



ナンバンハコベ 「ナデシコ科」

元気に育って皆さんに見ていただけるように
頑張って欲しいものです。
ありがとうございました。

開花情報
アキノウナギツカミ    ダンドボロギク
アキノキリンソウ      ツリフネソウ
アキノノゲシ        ツワブキ
アメリカイヌホウズキ   トキリマメ
アメリカタカサブロウ   ナンバンギセル
イタドリ           ノゲイトウ
イヌタデ          ハスノハカズラ
ウメバチソウ       ハバヤマボクチ
オオイヌタデ       ヒキオコシ
オオオナモミ       ヒメヒゴダイ
オオニシキソウ     ヒヨドリジョウゴ
オオブタクサ      ヒヨドリバナ
オミナエシ       ボタンクサギ
ゲンノショウコ     マルバノホロシ
コシオガマ       ミシマサイコ
サツママアザミ    ムラサキセンブリ
サネカズラ       ムラサキツメクサ
シュウブンソウ    ヤクシソウ
シラヤマギク      ヤナギアザミ
シロイヌノヒゲ     ヤブタバコ
シロダモ        ヤマジノギク
センブリ        ヤマシロギク
タカネハンショウヅル    ヤマラッキョ

観察人員  23名

みなさまお疲れ様でした。
悪性のインフルエンザが流行っています
お身体に気をつけてお過ごしください。

編集:森 ふさ恵

間違い等ありましたら連絡お願いいたします。

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