下見では雨後の曇り、山は霧が立ち込めヤマツツジが
霧にかすみ、雨に打たれて美しく輝いています。
オカウツボの咲く季節ですがちょっと遅いかなと心配しながらせしたが
何とかきれいなオカウツボを観察することが出来ました。
オカウツボ「ハマウツボ科」
平尾台ではどちらもオトコヨモギに寄生する無毛のオカウツボと有毛のオカウツボ
、シロバナのオカウツボが自生しています
有毛の方を「ハマウツボ」と言われる方がいますが、平尾台ではカワラヨモギが自生していません
有毛のほうもオトコヨモギに寄生しています。
以前専門家にお尋ねした所カワラヨモギに寄生してないので
ハマウツボとは言えないと言うことでした。
学会で同定されるまでは、有毛のオカウツボという事で良いと思います。
DNA鑑定でもしていただかなくてはとても気になる所です。
観察会当日曇り雨の予報は一転し、
厚さ対策が必要なほど晴天の観察会になりました。
まだ咲いてるかなと心配しながらのぞいてみると
小さな小人さんたちがユラリ\(◎o◎)/!
ウリノキ「ウリノキ科」
6枚の花弁は筒状で先は反り返りくるりと巻きあがる。
その可愛らしさがこの花の虜になる所以のようです。
名は葉の形が瓜に似ている所からの様です。
目に付くかどうかの小さな花です
ウメモドキ「モチノキ科」
葉の表面には短毛が散生し、裏面脈状に細毛がある。
雄花は5~20個 雌花は2~4個の淡紫色の5mm位の花を付ける。
若枝や葉に全く毛がない種をイヌウメモドキと言う。
葉の表面を確認して無いのですが
写真で見る限りイヌウメモドキなのかもしれません
オレンジやピンクの唇弁形の花、咲き始めました。
ロープをし草刈りをして今年はどんな花たちが咲きそろうかと
楽しみにしています。心ない方たちが中に入って
小さな花芽を踏み荒らすことのない様祈るばかりです。
草原をオレンジ色に染める日も近い事でしょう。
またまた小さく地面に輝く星、星
コキンバイザサ「キンバイザサ科」
キンバイザサとの違いは花系が長いこと(5~10cm)、
全体の長毛が多いことの様ですがキンバイザサはいまだ見ぬ花の一つです。
ヤマムグラ ヒメヨツバムグラ
小さな小さな花ですが、
群がって咲いているので山道をレースを散りばめた
様で何とか写したいと道端に転がって写しています。
ナワシロイチゴ「バラ科」
葉の裏面は細い毛が密生して灰白色、縁には不揃いのギザギザと、時には
切れ込みがある。
開花を見れない花の一つです上手く
蕊を捉えた写真です。
花と蝶どうしても切り離せない仲間です。
ツマグロヒョウモン チャバネセセリ ダイミョウヒョウモン
飛び跳ねる蝶と花難しい被写体ですが
静かに近寄り最初は遠くから徐々に近づいて行くのが良いようです。
ネジキ「ツツジ科」
名の由来は、幹がねじれる。
釣鐘型の優しい小さな花を。今年も沢山付けてれました。
オオチドメ「セリ科」
葉の基部の切れ込みは浅く、葉身基部の両端は重なる。
花の軸は長く葉より高く伸びて花や実を付ける。
イヌツゲ(雌花)「ツゲ科」
葉が蜜に次々に付くことから「ツギ」がツゲに変化した
名だと記してあります。
枝は緑色で稜があり細毛がある。
雌雄別株 雄花は散形花序に2~6個付き 雌花は1個づつ付く。
テリハノイバラ バイカウツギ
初夏を彩るウツギとセ盛夏を告げるイバラどちらも見る事が出来る
台上の不思議です。
麓に広がる田園風景を楽しみながらの
観察会でした。
写真提供:K宮・M島・M坂・MMでした。
暑さでへたりそうになりながらの観察会
無事事故もなく終わりお疲れさまでした。
次回勉強会は
自然の郷花工房
6/29日(金曜日)9:30分発
暑さに気を付けて散策できるように
おいで下さい。