平尾台自然の郷野草勉強会

平尾台の自然と野草を見守り観察し
記録するボランティアのグループ。

平尾台自然の郷野草勉強会

2014-04-09 | 野草の観察

雲ひとつない晴天、どのコースへも行けるのですが、日中21℃の気温
体調を悪くして休んでいた方、数か月ぶりの山歩きの方などの体調を考えて
ゆっくりと涼しい山への登山、この時期しか見れない花のコースを設定しました。
気温が高いと思った以上に疲れます。


下見では



ヤナナシ 「バラ科」

台上に梨の木が2本だと思っていましたが新しい一本を確認うれしい発見でした。


「スミレ科」も、この時期、悩ましい存在です。


                   
ナガバノタチツボスミレ(白花)   ヒゲコスミレ   オトメスミレ    コスミレ  


        

シハイスミレ      ニオイタチツボスミレ      スミレ(釘宮)     アカネスミレ(釘宮) 

ヒゲコスミレは初めてみました。
無毛のはずのコスミレの側弁に毛があるのです。 

またセンター調査では



ナツトウダイ「トウダイグサ科」
山麓で確認する事が出来ました。


      

オニシバリ実       オニシバリ雌花

前回初めてのオニシバリの花を観察 今回は傍で実を付けている
木に遭遇、雌花だと判明安心しました。




 不明のタンポポ
カンサイタンポポが見れると喜んでいたのですが、
行ってみると総苞片の様子、葉の形もカンサイタンポポとは
違うし、⑥会いタンポポほど大きくもない不明のタンポポです。



下見では色んな所へ行ってみました。他の会のも入れると
1習間連続、雨の中が3日 本番では寒い日、風が強い場合を考えて山麓を主体に回ってみました。
本当は膝が痛くて山頂は避けて居たのですが、もしもを考えて最後は山頂へ行って正解でした。




今日の報告です。

岩の側に



モモの花  撮影:松嶋

色味の無い山に鮮やかなピンクが眩しい


地面に目を向けると



 キジムシロ「バラ科」

キジムシロの可愛さが引き立っています。(撮影:山崎)






オキナグサ「キンポウゲ科」

山の上でも咲き始めました。(重藤)





オキナグサ「キンポウゲ科」
岩の上で栄養はあるのだろうか?大丈夫根は凄く深くて岩の下へと
続いているそうです。(撮影:亀嶋)

  





イワシデ 左:雄花 右:雌花 「カバノキ科」
山の岩礫地に見られる(撮影:桃坂)








 センボンヤリ「キク科」

小さな花が地面スレスレに咲いてるので踏まないように
太陽に透かすとピンクが可愛い花です。(撮影:桃坂)





ナガバノモミジイチゴ(バラ科)

山頂でも咲き始めて居ました。(撮影:吉松)





ヤマブキ「バラ科」木
改良され多くの品種が出回る中で
一重のヤマブキの原種だろうか?(撮影:釘宮)






ツクシショウジョウバカマ「ユリ科」

少し遅かったと言いながら綺麗に写していました。(撮影:松嶋)



野に降りてきました。




シロバナタンポポ「キク科」
シロバナタンポポの花後、綿毛で種を鋒んで行きます。(撮影:河田)

 

 




ヒメオドリコソウ「シソ科」

大きな葉の陰から小さな花をのぞかせています。(撮影:重藤)


テントウムシかしら?




カラスノエンドウ「マメ科」

花に虫はつきものですが見慣れない虫です。(撮影:山中)



気温が上がり暑さが増す中、みなさん無事に歩き続けましたね。
ブログへの写真提供もスムーズに私のも見てくださいと
声が上がる様になりました。撮影方法も個性が出て素晴らしい進歩です。





コメント (1)
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