平尾台自然の郷野草勉強会

平尾台の自然と野草を見守り観察し
記録するボランティアのグループ。

初めてのコースへ

2011-10-12 | Weblog

秋晴れのはずなのに、春霞を思わせる すっきりしない空

午前中曇、午後晴れとの予想




久しぶりのIさんご夫妻参加・・・想ったよりお元気そう

少しシャープに精悍にさえ感じる・・よし決めよう

前日、夜遅くまで迷っていたコース設定・・今まで行った事の無いコース

この時期、週にしか行けないと決意、コースに詳しいK氏の先導の下出発








ゴマノハグサ

枯れたように見えるのに小さな枝をだし
花を咲かせています。
この植物が大発生、強い野生を感じます。






登山口に到着

最所の急登を越えれば一安心 一番心配したI氏軽々と登っていく、こちらの方が

喘ぎ、々、着いていく 内心やはり大丈夫だったと嬉しさが込み上げてくる。





今年はススキが少ないのですが
写真では見えてます
きつくて周りを見回す元気が無い。





下では開花前でしたが
山頂では満開



ハバヤマボクチ【キク科】


ボクチは火口の事
山に咲く火口の様な花という意味のようです。

撮影:Kさん




山頂へ付くとパラグライダーの方たちが

鳥のように

   
   

涼しい風が通り過ぎて行きます。
怖いでしょう。勇気が要りますねなんてお話しながら曽根干潟まで、見通せる平野の美しさに感動でした。








パラグライダー広場は綺麗に
草刈されて野焼きの準備は着々と進んでいました。




目ざとく見つけましたよ。





ムラサキセンブリ 【リンドウ科】

茎は直立し、四角形黒紫色なので千振とは見分けやすい。
一輪のみ開花してました。

撮影:Kさん





こんな所に群生していました。
蓬とは様子が違っています。






ノコンギク

そう果に46mmと長い冠毛が有る 茎、縦に線が入る 

葉は互生、ざらついて両面に毛あり。紫色の舌状花間が周辺に有る。

両面に短毛がありざらつく。根出葉を除きほぼ無柄。
総苞片の上部は暗紅紫色を帯びる。

この小さな撮影は:Mさん

やはり野草勉強会ですから、細かな観察姿勢が大切
最近は美しく撮ることばかりに気持ちが
偏ってる感じがし、反省しています。






目的地が見えてきました。
もうお腹が空いてフラフラです。
昼食にしましょう。





この高さと風の中頑張ってる植物達




ヒトツバ「ウラボシ科」
日本名の由来:一つ葉は、葉が単葉で1本1本分立するから付いた名のようです。


撮影:Kさん







ツワブキ【キク科】

やはり早い秋を感じます。岩の間に鮮やかな黄色が覗いています。
映えて眩しいくらいです。





もう一つ此処ならではの植物



カンコノキ「トウダイグサ科」

雌雄異株、夏に葉脇に小さい花柄のある淡緑色の小花数個が集まりつく。
さく果は扁平な球形で9月ごろ熟して裂け黄赤色の10個あまりの種を出す。
名前の意味は不明。平尾台では今のところ此処でのみ見られる。


此処まできたら必ず写しておきたい植物です。




すっかり刈られてしまった登山道は滑りやすく
歩くのに2倍の苦労です。









そんな中にも



ミズタビラコ【ムラサキ科】

5~6月に咲く花なのですが、暗くて小さな水辺を
形成してるこの地ではこの季節まで咲いているようです。

キュウリグサに(タビラコ)似て水辺に生えるから
その様に呼ばれているようです。


撮影:Kさん

KさんMさん何時もご協力ありがとうございます。




今回は勉強会始まって以来はじめての地へ
尾根歩きを完走いたしました。バンザイ
病み上がりお二人は一番の元気で下山
良かったーーー。


暑さ厳しくさすがにヘトヘト皆さまお疲れさまでした。


観察会参加者:22名


次回:10/28日(金曜日)
9:30分
平尾台自然の郷発です。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする