*2021年3月4日撮影
3月になりました。
2月中はよく雪が降りましたが、さすがに3月になってからは穏やかな春の日が続いています。
今日は鶴ヶ城公園でウソの姿を見かけました。今年初めてです。
胸から腹にかけて赤みが強いので、亜種のアカウソのようです。
大好物の桜の花芽を食べていました。
*2021年3月4日撮影
もう1羽いました。
こちらはマサキの実を食べています。
ウソは国内で繁殖する漂鳥とされていて、北の方や高地で繁殖し、冬は平地に降りてくるようです。
亜種のアカウソはちょっと事情が違って、繁殖は国外の北の方のようです。冬鳥として日本にやってきます。
サクラやウメの蕾が大好きなので、春になって蕾が膨らむと目につくようになります。
集団でサクラの木に群がることもあるようですが、今日見かけたのは2羽のみ。
どちらも雄のように見えました。
*2021年3月4日撮影
マサキの葉の間から姿を見せています。
かなり近づいても逃げずに撮影させてもらえました。
「ウソ」という名前は、フィーフィーという独特の鳴き声が口笛に似ているというので、「口笛を吹く」という意味の「うそぶく」という古い言葉から来ているのだとか。
アカウソはなかなか見かけないのですが、普通のウソはこれからたくさん見られるのではないかと期待しています。
*2021年3月4日撮影
まだ少し残っている雪の上に降り立ってひと休み。
光の加減で、かなり赤みが強く見えます。
まさにアカウソですね。