許されざる理由は物語につきものである。許されざる理由がぶつかり合うことで物語に深みが出て面白くなるのである。許されざる理由の一つに恋愛がある。好きな人の替わりは見つからないのである。しかし多くの人々は替わりのない愛に終止符を打ち、二番目に好きな人と暮らすことは、許されざる理由に歯どめをかける知恵なのである。そして許されざる理由が、時と共に風化し苦い思い出に変わるのである。
そして新たな出会いが、許されざる理由に変わることもある。思わぬ病気になれば、治るまで頑張るしかない。病気が許されざる理由なのである。ふとした出会いで盛り上がり、一緒に暮らすこともある。許されざる理由に発展したのである。
日常の許されざる理由との付き合い方が、その人のこだわりであり人生観ともなる。
私は、許さざる理由と上手につきあい、正面から向き合いたい。誰にも許されざる理由があるのである。目下の許されざる理由とは、故郷への思いである。故郷の再生、故郷の活性を夢見るのである。さて道はあるだろうか。楽しんでこだわりたいのである。
あらよっと、ゴーヤが止まり木にしっかりつかまるように、着実にしなやかに道を歩んで行きたいのである。
2014年6月11日
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