故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

I love me

2023-07-15 01:23:31 | よもやま話

京都永観堂の「ウフフ、オホホ」です。
地蔵はなにもかもお見通しです。


アイラブユー 桜も虫も アイラブミー

今日のタイトルは、「I love me」です。
義母の3回忌が行われました。
お寺に参り、自宅の仏壇前で和尚にお経をあげていただきました。
説法で使われた言葉が、「I love me」でした。

和尚が難解なお経を詠むだけでは、人々に「教え」は伝わらない。
お店で、タブレットを使って注文される話をされました。
注文したつもりで待っていたら、ラーメン・餃子セットは来ませんでした。
「確認」ボタンが押されていないと、店員さんに指摘されました。
念を入れて、「確認」ボタンを2度押しました。
今度は大丈夫と待っていたら、ラーメン・餃子が2セット来ました。
「なめとるんか」と思われたそうです。
なんの説法で使われたか、前後を覚えておりません。
朝6時からの説法で、寝ておったのでしょう。

和尚さんのお父さんが緊急入院されたそうです。
電話で様態を聞き、病院で病状(脳内出血)を確認されたそうです。
これから介護が始まると、和尚さんは覚悟されたそうです。
お父さんのこれからよりも、自分の都合を優先する自分に気づかれたそうです。
「煩悩」について話された後の解説の時、使われた言葉が「I love me」でした。
自身の心の在り方で、どこまでも自己中心的な生き方(煩悩)を解説されました。

毎日新聞を読み、自信で感じられた時事を説法に、和尚さんは取り込み話されます。
メモでも取っているのかしらと、妻と話しました。

煩悩を「I love me」に例えるとは、シンプルで説得力がありました。
思い返せば、赤んぼのころ届かぬままにぐずついたこと。
若いころの身勝手な片思い。
好き同志で結婚し、何があっても自分の疲れを優先したこと。
この先にしても、パートナー(&家族)はどこまで私を大事にしてくれるかと推測するばかり。
「I love me」のオンパレードです。
そこから抜け切れない。
これからも。

では、どうしたら。
仏は、すべてを掬い取ってくれる。
妙に説得力がありました。
少し寝て、朝6時の説法に参加します。

2023年7月15日
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