故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

環境保全

2018-06-16 02:09:00 | プロジェクトエンジニアー

ぼたんの冬越しの菰囲いです。
ここまでやると、金を払ってでも観に来ていただけます。
どうしたものか。


今日のテーマは、「環境保全」です。
どうすることもできない悔しさで、目が覚めたまま起きだした。
そしてブログを書いている。
悔しいということは、まだできることが残っている証拠である。

この辺りでは、自分の家の庭の草や木が伸び放題となり、
隣家に迷惑をかけるようになると、隣家から直接クレームがつく。
あるいは、町の世話役にクレームが入る。
是正されなければ、役所に申し入れる。
地域では、孤立していく。
困った時、手助けが得られなくなる。

草を刈り、剪定をしている。
自分のうちのことではない。
周りの空き家の草刈りや剪定のことである。
カフェの周りだけでもと頑張っている。
誰もが、喜ぶことである。

横浜の家のことが気がかりである。
川崎の義兄のうちのことが気がかりである。
軽トラに道具を積んで草刈りと剪定に行きたい。
息子にやり方を伝えたい。
ままならない。

篠だけをやっつけるには、数年かかる。
生えてる地上の竹を伐り、根を弱らせる。
山からの補給路(竹の根が伸びる)を断つために塹壕を掘った。
それから根を起す。つまり竹が生えた荒れ地を耕すのである。

息子たちの手助けをしたい。
できない無念をこの地域でやっている。

隣家の空き家から草を刈ってくれと電話が入る。
車が故障して、草刈りにいけないからという。
情けなくなる。

更に、他の家からも依頼があった。
栗、梅の木の面倒を見て欲しい。つまり耕作放棄地の面倒を見て欲しい。
また別の方から、竹を伐る手伝いをしてくれないか。
日当一万円を払う。
多くの人が困っている。
若い人がいないわけじゃない。
生活で疲弊していると言っても良い。
隣家に迷惑をかけないという最低限のこともできない。
やってやれないこともないが、草が生えていても気にならないのである。

私は、この地域の自然が素晴らしいと思う。
四季折々の移り変わりが美しい。
こんな素晴らしい環境を捨てることはない。
個人の持ち物は、他人がどうこう思ってもできないのである。

あんたならやってくれそうだと思われて、依頼が入る。
それから、やっとできるのである。
できることは限られている。
私は、この地域の自然がこんなに素晴らしいと発信することはできる。
絵にして伝えたい。
時間が欲しい。
いや時間を作りたい。
多くの人の眼にさらされても耐えられる環境を作りたい。
多くの人に美しいと実感していただくために、気軽によれる「さんぽみち」を作りたい。

悔しいと思い、目が覚めた。
悔しいと感じる気力がまだ残っている。
こんな気持ちになれることを喜びたい。

草刈りは やってはまたと 楽しめる

2018年6月16日
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