無心と邪心

何を描こうかなと題材さがしから始まります。
これが良い。と決める。
あとは、無心。
昭和記念公園内にある池の中に、ポツンとあった亀のような恰好をした石です。


なでしこは、残念でした。
リーダーがいない感じでした。
ピッチのキャプテンというか監督というか。
個々の選手のパフォーマンスは高いと言えます。
もう少しです。
次戦を期待します。

今日のテーマは「無心と邪心」です。

絵を描いている時、上手く描けないと不安になります。
ええいままよと無心になります。
一生懸命線さがし、色さがしをします。
もう余計なことは考えない。
こうだああだと、自分の指先と目を信じるしかありません。

一服。

こうしたら、上手に見えるかなと邪心が働きます。
絵は段々濁ってきます。前のが良かったじゃんとなります。
もう手遅れです。

それも仕方がない。心の動きです。
よく見せたいが、違う考えを起こし、それまでの無心が吹き飛んでしまいます。

あーあです。

私は、それも諦めることにしました。
無心と邪心は、どちらも自分です。
馬鹿だね。と諦めます。

どちらかが強く出ます。
コントロールです。
相手を自分を思いやる心です。
それだけです。
面倒くさいことはもう良い。

只々準備します。
その日のために。

鎌倉へ　鍬が刀に　堂々と

２０１６年３月３日