故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

川掃除

2024-06-10 04:40:26 | よもやま話

絵のタイトルは、「玉川上水の桜」です。
江戸の町に水を送るために延々と上水が切られた。
護岸のために桜が植えられ、愛でる人々が岸を踏み固めた。
玉川上水は、今でも散歩する人々が絶えません。
よって、両岸はきれいです。


10日ぶりの雨でした。
新開(海岸近くの埋め立て地)の畑の点検に行く。
雨上がりには歩けないほどぬかるむ畑である。
一昨日、畝を切って、安永芋、らっきょなどを植えた。
畝に水が溜まり、少しずつ畑の外に排水されていた。
続いて、雑木を伐った畑にある梅の木を見に行った。
ほとんどの実が熟れて落ちていた。
残念ながら、収穫が4-5日遅れた。

今日のタイトルは、「川掃除」です。
自宅や畑の前の里道の草刈りは、持ち主がする。
刈ったものが草を片づける。
昔から、村人たちはそうしてきた。

島でも、線状降水帯が発生すると土砂崩れや川の氾濫が起きてしまう。
戦後、食糧補給基地として、木を伐採し山頂まで開墾した。
欠乏するガソリン替わりの松根油を採るため、多くの松が伐採された。
急峻な山は花崗岩礫で出来ており、地質は脆弱です。

過疎になり、草刈りも川掃除(治水)も追い付かない。
自分の畑がある谷戸を流れる川だけでもきれいにしたいと、考えていた。
数週間前に、川底に生える草を刈った。
雨が降る中、草の根をはがすように、泥を水流に投げ入れた。
3時間ばかりで、20mの川底の泥を流し、草の根と腐葉土を道上にあげた。
拾い上げた腐敗物は、軽トラ一杯分になった。
雨水はコンクリートの川底いっぱいを均等に流れるようになった。
雨水に流される腐葉土が海の栄養になる。

拾い上げた腐葉土は、畑の有機肥料として使う。
川掃除ができて、良質な腐葉土を集められて満足です。
雨が降った時に、川掃除ができる。
楽しみが増えた。

2024年6月10日
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