いやあ疲れました。
パワーあふれる笑顔でした。
見事としか言いようのないエレガントな表情でした。
いやに肌艶が良いご年配の婦人に会うことがあります。
普通のおばさんと言ってしまえば、それまでです。
何か違う。
年配の女性の経年変化した顔やボディーは、いかんともしがたい哀愁があります。
しかし、その出っ張り引っ込みにかつての「ナイス」が潜んでいます。
「あれれ」てなもんです。
これは何か。
追求するのは、恐れ多くてできません。
ここからは、ただひたすら想像の世界に浸ることなります。
元々美人だったのか、結婚後揉まれにもまれてそうなったのかわかりません。
揉むのは、身体のことではなく、人生そのものです。
経年変化の中にも、光り輝くものがある。
これは何だとなります。
それは、女にもある生きざまのクローズアップのような気がして来ました。
男の渋さとは違う輝きです。
男は磨いたような渋さです。
女の輝きは、自信あふれる笑顔のようです。
もう水滴を弾くことがない肌です。
しかし、輝くものがある。これは、内面からでてくるものに違いない。
あけすけなトークが素晴らしい。無邪気に笑う笑顔がかつての乙女を彷彿させる。
こりゃ、ずいぶん泣かしたわい。
ライバルいっぱいの男達の激闘の末、選ばれたのかな。
そうではない。
この人は、選ばれた後の生きざまが輝きを醸し出したのではないか。
そうでなければ、このような美しさは出てこない。
そう、最近までいや今もその努力を怠っていないからに違いない。
昔は、生まれつきの姿で泣かせたのでしょう。
今の美しさは謎のままとします。
これ以上の分析研究は、身体によくないので止めておきます。
私は、密かに感動を絵にします。
ありがとう。
こうしてハードルを上げて描く似顔絵は、厳しいものになるでしょう。
ゴメンナサイとなるかもしれません。
ほめるのは 幼子だけに やけどする
2016年7月22日
この方の柔らかい表情が出せませんでした。
この方こそ、今回書いたモデルです。
また挑戦させてください。
筆者
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