このことを書いてみたいと思い書き始めました。
正直に言うと稀なケースです。
関西のおばさんの印象は、「無駄をそぎ落とす」です。
落とされたのではなく、自ら積極的に落としてしもうた。
やってもうた。
それでも反省することもなく、それがどうしてん。
と開き直るような、どこまでも自己中心的な民族が、
関西のおばさんの印象です。
直木賞作家の西加奈子さんのプレミアトークを聞きました。
いや見ましたと言った方が正しいのです。
見ながら、コーヒーを淹れて、ご飯も炊きました。
朝のお勤めも済ましました。
ああスッキリのなかでのマシンガントークは素晴らしかった。
やはり作家だと思わせてくれる「言葉の選択」がその情景に合っていました。
さらに、いろんなことを想像させてくれるのです。
凄いと思うのは、具体的なことを話しながら、
聞き手に自分の世界に入って行かせてくれる。ところでした。
素晴らしい本と言うのは、作家というのは、
自分の描きたいことを分かってもらおうと言うのではなく、
読み手の人生体験にすり替えてくれることのような気がします。
この方は、どんんどん種明かしをしてくれるのです。
自分なりの''Knpw-how''を次から次に披露してくれるのです。
そして、溜めこんでいた想いを浄化しているのではないかと感じました。
どんどん進化しているのです。
関西のおばさんは、自分勝手のように見えますが、
相手に自らの人生を振り返らせてくれる方たちなのです。
こんな風にしゃべらないようにしようとか。
隣にいると煩いかもしれません。
元気をいただけるような気もします。
いつまでも、勝手にしゃべっているような。
ごめんなさい。
無駄のないトークは、皆目線で分かりやすいのです。
2015年3月14日
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