故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

風が吹く

2021-03-22 03:28:41 | よもやま話

絵のタイトルは、「AKB48、終わらぬ孫ワンマンショー」です。
覚えたてのとても気に入った歌を、孫が身振りをまじえて演じてくれました。
一服の清涼剤でした。


わざわざこんな時に出かけなくても、風が収まってから出かけたらと言われます。
あとから言えることは、「逃げる」ことだった。
震災後に生き残った人が言われる防災の基本です。
亡くなった方の声は聞けません。なぜ、危険を冒してまでも助けに行ったのか。
想像を超える津波に、「なめていました」と生き残った人は言える。

今日のタイトルは、「風が吹く」です。
久しぶりにまとまった雨が降りました。畑の作物には恵みとなったことでしょう。
急いで入れたコンポストも、土になじみ活性化することでしょう。

風呂に入っていて、あれこれと昔を思い出した。
あれから15年は過ぎた。
エンジニアリング会社の先輩は、67歳で私の窮地を救ってくれた。
機械メーカーの外資系会社には、本気でエンジニアリングをした社員は少なかった。
売上を記録するために、自社の機械は一台も入らないエンジニアリングの仕事を受注した。
助っ人の先輩の活躍は素晴らしかった。「使えない」と判断したらいつでも言ってくれと潔かった。
風呂から出て、先輩に電話した。10年以上は音信不通であった。
あれこれと懐かしい話とドタバタ劇の現在を伝えた。
先輩の現状分析と思いやりは昔のままだった。
耳も聞こえ、思い切ってよかった。
風の便りより、直に聞く先輩の声が清々しかった。
一つお礼が言えた。

雨の後は、風が吹いている。
小祝さくらが優勝した。風だから、ショットを楽しんだとインタビューに答えた。
プレー中も、終始笑顔だった。

私達の生活にも、「風が吹く」ことがある。
風が止んで出かけるのも一つ。
世間の風は冷たい。敢えて吹かれるのも人生です。
風も雲も鳥さえも、迷った時のナビゲーターです。
嵐に呑み込まれたとしても、がれきに身を隠し、這い上がることができる。
運ではない。生命力です。
安全安心はけっして担保されない。
「風が吹く」
風を読み、利用する。ヨットは進む。
何があるか分からない。

髪ゆらし 愛しき人が かけて行く

2021年3月22日
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