酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

昼から呑みある記

2012-10-07 | 酒風景
小春日和になるかと思っていた昨日。本来ならば鈴木商店の海苔メンチでも買って街の公園で一杯呑ろうという計画は、ちょっと降った雨でもろくも崩れ去った。

ので、まずは昼飯でも食べようと友人デザイナーTを誘い駅前ビルへ。


昭和が薫る、旭川のレトロゾーン。いつもながら、わくわくする雰囲気。

まずは、おふくろ食堂で口を潤す。


定食用のおかずは即、肴になるという、昔ながらの食堂の合理性に感心する。

昼時、こういう雰囲気の中の瓶ビールは格別である。

もう少し楽しんでもバチは当たらないと、おにぎり茶屋でまたビール。


おでん、ホウレン草の卵とじ(餃子の入ったスープ風で、これがまた旨い)を肴に。

昼飯のために訪れる場所が、いつもとは違う雰囲気。そう、ほろ酔いなのだ。そうなれば、もう一軒というのが作法である。

以前から興味はあるものの、一人ではちょっと入りにくかった店(朝から常連で居酒屋状態)、「花むら」へ。Tが一緒だし、今日は同じ酔っぱらいだ。


コップ酒がきくねえ。
先客のグループは、皆それぞれに焼酎の一升瓶(自分のキープボトル)をテーブルに列べている。なんとも超非日常な雰囲気。
ほがらかな女将の対応で、自分らもあっという間に、その雰囲気の一員なれた気がする。


外へ出ると、まだ明るい。
行ってみたかったついでに、行ってみたかった焼肉屋へ(ここも明るい時間から営業している)。

肉の合間には店長がおすすめの…


脂がしゃばしゃばとした、旨味のあるラーメンなどを味わいながら、再びビールが進む。

ここまで来れば勢いついでに、いつもの炉端の店へ(この辺りでやっと夕方になった)。
とまあ、多分自分はここでつぶれたようで、家に帰って寝入ったと思われる。

気分すっきり目覚めると、時計は午後11時。なんだかタイムスリップしたような気分であった。