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いちょう小径

2015年06月21日 | 歴史日誌

▲安楽寺の大イチョウ


安楽寺は
天文2年(1533年)に現在の場所である
広島市東区牛田本町に建てられました。
宝歴8年(1758年)の広島城下の大火で
一度焼失しましたが、天明8年(1788年)
本堂が再建されています。


爆心地から2.19キロメートルで被爆。
本堂や山門は骨組みだけとなり、
庫裡も倒壊してしまいました。
同寺の
木造如意輪観音菩薩坐像
(もくぞうにょいりんかんのんぼざつざぞう)
は広島市の重要有形文化財に
指定されています。



安楽寺には
樹高20m、幹周4.55mのイチョウがあります。
爆心地から2160mで被爆した、被爆樹木です。
原爆により幹を残して焼失してしまった
イチョウですが、翌年、枝から芽吹き、
周囲の人々の勇気の源となりました。
大きく育つ老木の幹には
今でも焼け跡が残っており
当時の悲惨さを伝えています。





ところで
安楽寺前をはしる道路に
「いちょう小径」
という名称が与えられました。
由来に関する説明板も設置されています。







ちなみに
イチョウに関する話題では
過去ブログで安芸太田町筒賀(つつが)の
大歳神社の話題を紹介しています。


▼過去ブログ/龍が奔る杜-其の四(Click!)



あわせて
安楽寺の話題も
「二葉山の光」というタイトルで
過去に一度取り上げたことがありました。


▼過去ブログ/二葉山の光(Click!)



さて
夕方のハチくんとの散歩で安楽寺まで
足を伸ばしました。
いつもは大して気にならないものの
今日は以下の張り紙に
何かしらメッセージを感じてしまいました。





真実の私とは
私自身にはわからないものである



言い切ってしまわれると
ますます「私」に執着してしまう
今日この頃です。




◎感謝
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1 コメント

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驚天動地の… (ST)
2015-06-22 17:18:00
気付きが40代になってから私自身にありました…
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