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憲法週間

2015年05月07日 | 歴史日誌


5月1日から今日
5月7日までは
「憲法週間」
でした。

最高裁判所・法務省などが
昭和25年(1950年)に
「憲法記念週間」として制定。
その後
昭和31年(1956年)に
「憲法週間」に名称を変更しています。



冒頭の画像は
「あたらしい憲法のはなし」
の中の挿絵のひとつです。
戦争放棄を現したものです。

この中で
国際平和主義について
以下のような記述があります。
民主主義と平和主義は
等価であると謳っています。

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これは、一つの國について申しましたが、國と國との間のことも同じことです。じぶんの國のことばかりを考え、じぶんの國のためばかりを考えて、ほかの國の立場を考えないでは、世界中の國が、なかよくしてゆくことはできません。世界中の國が、いくさをしないで、なかよくやってゆくことを、國際平和主義といいます。だから民主主義ということは、この國際平和主義と、たいへんふかい関係があるのです。
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また
「天皇陛下」
について書かれた章には
以下のような記載があります。




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これからさき、國を治めてゆく仕事は、みな國民がじぶんでやってゆかなければなりません。天皇陛下は、けっして神様ではありません。國民と同じような人間でいらっしゃいます。ラジオのほうそうもなさいました。小さな町のすみにもおいでになりました。ですから私たちは、天皇陛下を私たちのまん中にしっかりとお置きして、國を治めてゆくについてごくろうのないようにしなければなりません。これで憲法が天皇陛下を象徴とした意味がおわかりでしょう。
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昨今
憲法改正論議が活発になっています。
最高法規である憲法を
時代の現状に合わせていくことは
とても大切なことです。

あわせて
憲法のもつ精神を
あらためて感じてみることも
大切にしたいと思います。


ところで
5月2日(土)にTBS系列で放送された
「報道特集」で
アメリカ人の歴史研究家
ジョン・ダワー氏が
戦後70年について
様々なコメントを発信しています。


▼TBS「報道特集」/ Youtube(23:41)



ちなみに
ロイヤルベビーや総選挙のニュースが
マスコミを賑わしているイギリスですが
実は
成文化された憲法を持っていません。
国によって
憲法に関する考え方は様々のようです。


今一度
日本国憲法を
読み返してみました。
憲法前文の一部を添付します。


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(前略)日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであって、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めている国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。(後略)
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◎感謝
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