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八月六日、あらためて読み直してみる「終戦の詔勅」

2013年08月06日 | 平和日誌

広島市は
アメリカによる原子爆弾の投下から
68年となる「原爆の日」を迎えました。
“原爆投下が終戦を早めた”という
つくられた歴史観に踊らされることなく
その
非人道性を強く訴えたいと思います。

そして
再生不可能エネルギーに
依存する暮らしから
循環型社会への移行を
すすめていく。
大きなものへの依存から
小さくとも共存できる自由へと
シフトチェンジしていきたい。
原爆の日は
御霊への鎮魂とともに
未来へのスタートの日でもあります。
チェンジはひとりからはじまる。
そう信じて
生かされている今に感謝します。
さあ
今日も笑顔で。。。



さて
天皇による「終戦の詔勅」では
原爆投下に関して以下のように表現されています。
(口語訳)
↓↓↓
『敵は新たに残虐な爆弾を使用して
罪のない人々を殺傷し、その痛ましい被害は計り知れません。
このまま戦争を続ければ我が民族が
滅亡するだけでなく人類の文明をも破壊するでしょう。。。』

八月六日を迎えて
あたらめて「終戦の詔勅」を読み返してみました。
YouTubeから転載
↓↓↓
「終戦の詔勅」


終戦の詔勅 意訳(Webより転載)

私は深く世界の大勢と
日本の現状を考えて特別な方法で
この事態を収拾しようと思い
ここに忠義の気持ちを持った国民に告げます。

私は政府に米英中国ソ連の四国に対して
ポツダム宣言を受諾することを通告させました。
もともと
日本国民の安全と世界の安全と世界の共存を
共にすることは
わが歴代天皇の残した教えで
私も大切にしていることです。
アメリカやイギリスと戦争をしたのも
日本の自立と
アジアの平和を願うからであり
もともと他国の主権を犯したり
領土に新入することは
私の気持ちではありません。

開戦以来すでに四年たち
わが陸海軍の将兵が勇ましく戦い
役人たちが懸命に働き
一億の国民が力を尽くし
それぞれ最善を尽くしたにもかかわらず
戦局は必ずしも好転しません。
世界の大勢もまた
我々に利がないことを示しています。

その上
敵は新たに残虐な爆弾を使用して
罪のない人々を殺傷し
その痛ましい被害は計り知れません。

このまま戦争を続ければ我が民族が
滅亡するだけでなく
人類の文明をも破壊するでしょう。
もしそうなれば
一億の国民を預っている私として
どうやってわが歴代の天皇の霊に
謝ることができましょう。
このことが私が政府に対し
共同宣言に応じさせるに至った理由です。

私は日本と共に
アジアの解放に協力した国々に
申し訳なく思わずにはいられません。
日本国民で戦地で死んだり
職場で命を落とした人々と
その遺族のことを思うと
悲しみで心が裂ける思いです。

また戦傷を負い
災難で家業を失った人々についても
私は大変心配しています。

考えると
これから日本が受けるであろう苦しみは
大変なものがあると思います。
しかし私は時の運に従って
耐え難きを耐え忍び難きを忍んで
後の世のために
平和をもたらしたいと思っているのです。

私は日本の国家を護ることができたので
忠義で善良な国民の真心に信頼を寄せ
いつも国民と一緒にいます。

感情のままに
みだりに事件を起こしたり
国民同士が争って時勢を乱して
そのために道を誤って
世界の信用を失うようなことは
私がもっとも戒めるところです。

国を挙げて子孫に伝え
神国の不滅を信じ
任務は重く道は遠いことを思い
将来の国の再建に向けて総力をあげ
道義を厚くして
志を堅くして
日本の優れたところを更に高め
世界の進歩におくれないよう
決意すべきです。

君たち国民よ
私の気持ちを汲んで
身をもって行いなさい。


御 名 御 璽
昭和二十年八月十四日     
各国務大臣副署



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