俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

春一番

2007年02月15日 | 俳句

『ホワイトが 気になる余裕 バレンタイン』
(ほわいとが きになるよゆう ばれんたいん)

『贈られし 花とチョコで 春一杯』
(おくられし はなとちょこで はるいっぱい)

『春の鴨 水を弾いて 毛繕い』
(はるのかも みずをはじいて けづくろい)

『春の鷺 一羽寂しく 川沿いを』
(はるのさぎ いちわさびしく かわぞいを)

『春一番 吹いて梅見を 延期する』
(はるいちばん ふいてうめみを えんきする)

『戀猫の 喉を鳴らして 窓の外』
(こいねこの のどをならして まどのそと)

『戀猫や 戀の同士か 喧し』
(こいねこや こいのどうしか かまびすし)

『北の国 温暖のつけや 雪崩る』
(きたのくに おんだんのつけや ゆきくずる)

『白梅は 垣内よりも 垣根越し』
(しらうめは かきうちよりも かきねごし)

『梅は佳し 白も紅も佳し 飛びは尚』
(うめはよし はくもこうもよし とびはなお)
コメント
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