駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

映画の日に観る「シン・ゴジラ」

2016年08月01日 | 映画
8月1日(月)
今日は仕事はお休み。
分割して取った夏休みの一日であります。
毎月1日は映画の日で、映画が1,100円で観られます。
ということで、息子が行きたいと言っていた映画「シン・ゴジラ」の鑑賞に。
先週末に封切されたばかりの新作ゴジラとあって、さぞ込み合うんだろと思っていましたが、月曜日と言うことでまあまあ。
わりと子供が少なかったんだけど、気付けば今日は登校日が多いんだねきっと。

映画の方は、TVの予告編とか話題沸騰だったので所どころの場面に見覚えがありましたが、詳細は知らないままなので楽しみでした。
冒頭からいきなりゴジラ出現で、そのままずっとハラハラドキドキが続く。
飽きさせないって意味では最高。映画ってのは、ただ楽しめばいいんですよねえ。
しかし、変。いきなり出てきた姿が違う全く怪獣。
この辺りが予習してない者の驚きで、いいんだか悪いんだか知らないけど姿を何度も変えて進化するっていうことに「ナルホド」とナットク。
結局はまあ核廃棄物の「新しい」化身とも、人間には計り知れない「神」の領域の生き物なのか、それが新ゴジラの「シン」であるってのは、聞かなくてもわかります(笑)
面白かったのは監督のミリタリー趣味なんでしょうが、ゴジラと戦う自衛隊の兵器がつぶさにこと細かく紹介されている点。
そして、国防に関する現在の日本の諸問題、このところ相次ぐ大災害に関する政府の頼りなさなどをちくちくと批判している点。
そんな意味で言うと、我が国の政治のパロディーともいえてそれはそれで大人には面白い。
何といってもサブタイトルが「現実(ニッポン)対虚構(ゴジラ)」だもんね。

あと、ゴジラに感情を持たせなかったのが今までと違って面白い。
というのは、目が違う。
最初の深海魚みたいな怪獣だったゴジラは、目が完全に死んでいてまさに陸に上がった深海魚みたいだった。
あえてそういう感情のない目玉にしたのでしょうが、息子からすると「おもちゃっぽいね」ということになる。
どうしても人間は目があるものを見るとまずそこに目が行ってしまうので、感情や意志のない目はおもちゃに見えてしまう。
そして、あらゆる闘いが続き、最後の最後のラストシーン。
尻尾の先に現れた恐怖の影が、意味深。
これはいろんなことを想像させて、監督の勝ち。
この場面をどういうメッセージとして受け取るか、これから観られる皆さんお楽しみ!


さて全く関係なくなっちゃうけど、帰りには毎月1日かま揚げ半額のうどん。

超混みこみでした。。。
コメント (2)
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