駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

調子の善し悪し

2020年10月15日 | 駄日記
10月15日(木) 本日のJOG=30分 
朝起きると腰の鈍痛は今日も残っていて、まだ不調は続いているようです。
でも少し走れるような気がしたので公園へ。ゆっくりと走ったり歩いたり、2周してきた。まだまだ時間がかかりそう。

昨日の夜は、TVで中日×阪神戦を観た。こんな時期にTV中継などというのは今年ならではのこと。
このナゴヤドーム3連戦は、やっと調子が出てきた中日に注目が集まっていて、名古屋のTV局も日替わりで中継するのでとても楽しみだ。
結果はご存知のとおり、中日が4連勝して貯金を2とし、単独2位に浮上した。
それにしても昨日の大野は凄かった。完封で9勝目。今季は9完投、5完封とさすがのエースの投げっぷり。防御率もトップに立った。


写真は去年のノーヒットノーラン時 喜び方がダサいと話題になった

昨日は見たところ絶好調という感じではなく、速球もいつものように150kを超えたりしていなかった。最終回のピンチはハラハラとしたが、ギヤを1段チェンジアップし見事に抑えた。
前回のヤクルト戦は、調子はイマイチで初回からピンチの連続で球数が増えて完投を逃したが、それでもダメならそれなりの投球術で失点せずに勝利投手となった。
どうやら、彼は投球のツボを押さえたようだ。
去年は防御率でもトップを飾り、今季は開幕投手を任されたが、見方が点を取ってくれないという不運もあり、なかなか勝ち星に恵まれなかった。
当初は、力任せに150キロ超の速球をズバズバと投げ込んでいたが、逆に被本塁打数が多くて、開幕から7試合で10本も浴びていた。調子がいくら良くてもこれじゃ勝てっこない。
そこで何をどう考えたのか、7月下旬からの大野は何かを掴んだようで、やっと今季初勝利をすると、その後は完投、完封が当たり前のようなエースとなった。

凡人からすれば、プロの世界は全員が天才どうしで食うか食われるかの勝負をしている。その中でこの成績は群を抜いている。大野だけではなく、例えば巨人の菅野も今年は抜群なので、数字は最後まで争うことになるだろう。
オレが思うのは、個人の能力だけではなく、その調整力が見事だという点。
人間だから、いつも調子がいいばかりじゃない。オレなんかは、例えば昨日調子いいと言ったばかりで、翌日絶不調で走ることすらままならない。
だから、プロと凡人との違いは、身体的能力ばかりじゃなく、好調の波を試合当日にいかに持って行くことの調整力が大きいと思うのだ。

さて、次回は10勝目を目指して登板することになる。来週のナゴヤドームでのDNA戦か、神宮のヤクルト戦か、どのように調整していくのかが楽しみだ。
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