駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

キング・クリムゾンを聴きながら

2023年08月27日 | オールドミュージック

8月27日(日)本日のJOG&Walking=50分
今朝はJOGに出たが、真剣に音楽を聴いていて殆どwalkingで終った。というのも、貸してもらった4枚組の「King Crimson」のベストCDボックス『真・紅伝説〜21世紀のキング・クリムゾン・ガイド Vol.1 1969〜1974』を初めて聴きつつ走ろうと思ったけど、気になる曲やすごいフレーズがあると立ち止まったりして気になって走れなくなっちゃうんだよね。
そのアルバムはこちら。

キング・クリムゾンと言えば、これというくらいこの顔が有名。

ですが、これは1969年のデビューアルバム『クリムゾン・キングの宮殿』のジャケットで、このベスト盤にも全曲収録してあって、すごくありがたい。オレは、若い頃からプログレはあまり好きじゃなくて、キング・クリムゾンの名前は知ってるけどデビューアルバムをはじめ一枚も買っていない。
この年で今さらながらですが、初めて聴くと「聞いたことあるかも」という曲ばかりだけど、持っていないので正直知らない。プログレバンドって、なんかすごいバカテクのインテリミュージシャンが変拍子やキメキメのフレーズの応酬で、聴衆をびっくりさせるというイメージしか持っていなかったんだけど、果たしてそのまんまだった!しかし、古い音源ではあるけれど、オレの大好物のドラムの音がいい時代の録音だから、目の前でドラムを叩いている感があってたまらん。特にスネアの音がいい。しっかり皮を張って抜けのいい音だ。いい時代だのう。。。
初期のドラマーは「マイケル・ジャイルズ」で、ドラムのほかにパーカッションも随所で叩いたり鳴らしたりしている。すご腕はもちろんだけど、攻撃的で突飛なオカズの切れが凄い。鳴るか鳴らないかのスネアロールから始まって全タムをフルショットで鳴らし切るダイナミクスもドラマーを唸らせる。特に、2枚目のライブ盤になると、全編インプロビゼーションでまるで当時のクリームやフリージャズのような流れになるかと思えば、やっぱりキメキメのフレーズに戻ってテーマで終わるという、ちゃんと抑えるとことは抑えている。
ドラマーとしては「ビル・ブルーフォード」のほうが知名度は高いと思うが、この人は1972年から在籍していて、3枚目のCDから聴くことができる。
てなわけで、暫らくハマりそうだ。

コメント
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