駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

背筋を正す

2020年02月10日 | 駄日記
2月10(月) 本日のJOG=45分(9日=30分)
オレは猫背です。今までそれほど自覚していたわけではないんだけれど、ここ数年、特にそう思うのです。
今朝はそれを意識して走った。
日曜日、好きなTV番組の「サンデーモーニング」のスポーツコーナーを見た。今週のゲストは田淵幸一氏だった。
野球殿堂入りしたことの祝福を受けていたところ、突然彼がこんなことを言った。
「金やん(故・金田正一氏)はいつでも胸張って肩を揺らして歩いてたが、あれはピッチングの姿勢そのものだ。張さんも背筋がピンと伸びている。今の若い人は姿勢が悪い。佐々木(朗希=千葉ロッテ、投手)なんかも背中が丸くて顎が前に出ているので姿勢から直す必要がある。」
多分、野球のコーナーでキャンプの映像を見て、思った事を話すタイミングがずれたのだろうが、妙に印象に残った。
そしてオレ自身、その言葉に「そうじゃんね」と納得して、背筋を伸ばすことを意識しなくちゃ、と改めて思った。

ここ数年、自分のドラミングスタイルが猫背になり顎が前に出ていることを自覚しており、気にはなっていた。
しかもそれにより視線が下がり、手元を見て演奏するような、見た目にも素人っぽい印象だから直すようにと、ある時メンバーに言われたのだ。
ただ、自分は手元を見ているでもなんでもなく、首が痛くて顔を上げにくいというだけで、できるだけ頑張るが長い時間はしんどいのです。
その原因は、長年の電車通勤の首への負担などで、背骨が変なふうに曲がっているらしい。カイロプラティックの院長であるPAの堀さんが、オレの演奏姿を一目見て「首と腰が悪い」と見抜いていた。
その後治療してもらい、少しずつだが改善してきていて、さらに通勤をやめて2週間が経ったことで心持ち痛みも軽くなった気がする。

それともう一つ、思い違いだったが、以前、ザ・スターキーのライブではドラムの椅子が極端に高いので構造的に背筋を伸ばしにくいんじゃないかと、ミッチーに話したことがある。
すると、ミッチーには「リンゴはそれでも背筋をピンと伸ばしてるよ」と軽くいなされたが、言われてみればその通りだ。
なのでこの頃は、演奏中はビートルズのライブ映像のように、リンゴのあの背筋を伸ばしてドラムを叩いて歌うイメージを心がけている。

今日のJOGあとの個人練習も、常に意識していないとすぐに猫背になっていて、ハッとして背筋を伸ばし直すの繰り返しだった。
猫背はただの悪い癖なんじゃないかと、今更ながら思い始めている。

背筋を正すとは、演奏中の姿勢に留まらず、普段の生活に於いても、「誰に対しても後ろめたい気持ちが起きない真っ当な生き方」を言うんじゃないかと気付いて、「ヤバイッ」と下を向くオレ。

前を向け!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする