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駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

9月1日は防災の日

2014年09月01日 | 駄日記
9月1日(月)
近年、阪神大震災や東日本大震災などを始め、未曾有の自然災害が頻発しており、今日の「防災の日」に対する認知度がどうも霞んでいる感があります。
本日は、大正12年(1923)、関東大震災のあった日ということで防災の日に制定されており、地域によって様々な避難訓練等が開催されておりますが、なにぶん学校の始業日ということもあり、地域ぐるみでの催事はなかなか難しいところ。
それよりも、このところ各地で起こる突然の自然災害が多すぎて、「防災の日」どころじゃなかったりするのが実態ではないでしょうか。
しかし各自治体はこの日を意識しないわけにはいかず、自分の住む豊橋について、先日こんな記事が新聞紙上に掲載されました。

8月29日の中日新聞朝刊から抜粋。
「豊橋市は二十八日、南海トラフ巨大地震の発生時に予測される市内の被害調査結果を発表した。広範囲で震度7を計測し、最大で四千七百人を上回る死者が出ると想定。校区ごとの死者数や建物被害を公表し、津波が到達するまでに避難するのが難しい「特定避難困難地域」を初めて設けた」

4,700人以上の死者とは、けっこう衝撃度の大きい数字。
愛知県の中でも、三河湾と太平洋に面する豊橋市は、田原市と並んで海抜の低い地区が多いので、津波の恐怖を知っている我々には何げに理解ができます。
ですが、9.11の恐怖心が強すぎて、地震=津波というステレオタイプな意識が植え付けられてしまっている感もあります。
なので、海抜の高い地域の人は「ウチは安全」なんて考えてしまう恐れがあります。
まさに自分の住む地域がそうで、「高師町」という地域は名前のとおり小高い地域なのですが、想定被害としては最も高い危険地域。
これは、津波による被害ではなく、古くから残る住宅地ということで木造の耐震力の弱い住宅が多いということによるらしい。
これにより倒壊したり火災が発生したりという、阪神大震災に似た被害が想定されるということなんだろうか。

しかも、小高い地域というのも考えものです。
広島の大雨による土砂災害地域は、津波とは無縁の地域で、さらに「台風が避けていく地域」と言われていたというほど、台風とは無縁の土地だったようです。
だから、なおさら今回の災害については、思いがけないものだったということなのでしょう。
なんだか、これからの時代は、全てのことに関して「思いがけない災害」というものに、いつなんどき襲われるか想像できない時代ではないか、などと思うのであります。
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