僕はびわ湖のカイツブリ

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“男のためのガーデニング”改め

「あのベンチ」を探して!~彦根市 琵琶湖の畔~

2024-01-14 16:55:55 | 風景・イベント・グルメ
 NHKの『ドキュメント72時間』という番組で、彦根市の琵琶湖の湖畔のベンチが「琵琶湖畔 あのベンチで」というタイトルで取り上げられていました。
SNSなどでは有名なスポットだそうで、「あのベンチ」と呼ばれるベンチのある場所へ訪れる人が多いそうです。

番組では72時間の間に訪れる人の話を聞いて番組が構成されていましたが、たった一つのベンチを巡っていろいろな人のドラマが語られていました。
訪れる人は犬の散歩がてら立ち寄った人や週または月に何度か訪れる人。ビワイチの方やツーリングの方、遠方からわざわざや訪れる人など様々。



ベンチは琵琶湖を前にしたセンダンの木の下にある何の変哲もないベンチです。
しかし、訪れる人の想いや背景にあるものは様々で、琵琶湖を前に自分を見つめ直したり、癒されたりの場所としても描かれる。



放送では多くの方々が訪れている様子が映し出されており、放送の翌日ということもあって人で溢れているかと思いきや、到着した時は当方だけでした。
小雨で人が動きにくかったこともあったと思いますが、運よく太陽の光が差してきた時間帯でもありました。



琵琶湖の北の方には琵琶湖沿いに車を停めて座れるベンチが何ヶ所かありますが、孤独感が強すぎて寂しくなる場所がよくあります。
その点、ここは琵琶湖横の集落の間を通る旧道沿いにありながらも、一人になれる場所で、人とのほど良い距離感が感じられる場所です。



冬の夕日は南側に沈むということでこの方向に夕日は沈みますが、この曇り空では夕日は期待できそうにないですね。
「あのベンチ」の正面やや右には多景島、左には沖島があり、霞む対岸は天気が良ければ高島市や比良山系が望めそう。



湖岸には「近江湖の辺の道」の標柱が立てられており、「近江湖の辺の道」は湖西の近江舞子から近江八幡国民休暇村までの遊歩道だといいます。
全長140㌔の道は湖辺の自然や文化遺産を効率的に結ぶ遊歩道で、「環びわ湖周遊自然歩道」とも呼ばれているようです。



ところで、湖周道路には以前から気になっていた看板があり、ちょうどいい位置で信号待ちとなりましたので記念にパチリ!
『めっちゃ おもろい動物園』は甲賀市水口町にある室内動物園ですが、《近江八幡駅から徒歩3時間52分》って、歩いて行く人いるのでしょうか?



話を戻すと、以前は「あのベンチ」は琵琶湖岸を走るライダーたちの間で秘密の場所だったそうです。
今は“映えスポット”として有名になっていますが、「あのベンチ」に訪れる人にはいろいろな想いがあるようです。
言い方を変えると、人それぞれが抱える背景や想いを「あのベンチ」から垣間見たようにも感じます。

<追記>
翌朝、雲一つない青空に導かれて、もう一度「あのベンチ」へ行ってみました。
朝の琵琶湖の美しさには、いろいろなことから救われる気分になりますね。







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