トヨタのハイブリッド、たいへんよろしい。

１４年に渡り、営業車兼作業車として相棒をつとめた初期カルディナが退役し、
新しい相棒がやってきてひと月半ほどたった。

ハイブリッド車　という未体験の先進テクノロジー。
おっさんなので最初は戸惑ったがわかってきた。慣れてきた。

なんといってもその低燃費に驚いている。おもに市街地走行でリッターあたり平均２３キロだ。
前のクルマが平均９キロだったことを思うと、すごい数字だ。

自然にＥＣＯ運転になっている自分。
成績が表示されるので意識してしまう自分。
ずいぶんおとなしくなったものだ。

数々の安全装備、カーナビ、オーディオ、エアコンは自分にはもったいないくらい良い。
シートのホールド感の良さ、ブレーキの感覚も申し分ない。

ただハイブリッドでＣＶＴゆえか、いくぶんアクセルペダルに対する反応がトロいと感じる。

Ｄレンジと２レンジを切り替えたりシフトノブのＯＤボタンをＯＮ・ＯＦＦしての加減速など、
「自分の意志で操縦する楽しさ」に若干乏しい。
ぶおおーん　とうなる３Ｓ型レシプロエンジンも、いま思えばそれはそれで良いものだったと思う。

明らかにＥＣＯ運転の安全ドライバーになった自分。

まあ、これでいいのだ、と思う。