大垣市の 親切ていねいな ふすまと内装工事のお店 【創業80余年 林文香堂】 三代目店主の前向きな日記 

明るく朗らかに、人に親切に、素直に、謙虚に、感謝して の五つの基本を胸に、日々の小さなよろこびを綴ります。

ご縁が結んだ至福の夜。

2019年04月22日 | 日記
大阪は阪南市の数年ぶりの出張施工は無事に終えることができた。
二泊三日。
社員のよっちゃんと濃い時間を過ごした。

宿は昭和の雰囲気満載だった。
サンゲツ京都担当時代のJR花園駅前ビジネスホテル「みその」を思い出させた。



現場は老舗の酒造会社。





当然、最終日はおみやげを買って帰った。
お酒が好きなよっちゃんには余分に渡した。

大阪から土曜の午後3時に帰ってきて5時半からは組合の総会へ。
日曜は朝8時から町内の水路清掃。その後は事務仕事。
ハードな数日間だった。

そして今日、月曜。
自分の死んだ親父のかつてのご友人Kさんから仕事の依頼をいただき打ち合わせをしてきた。
Kさんは15年前の親父の死をご存じなく、お詫びをして、そのいきさつをご説明した。

Kさんから山菜のおひたしをいただいた。
わらび? ちがう。
ぜんまい? ちがう。
ふき? ちがう。
せり? ちがう。

問答では正解が出ず、食べればわかる、とのことで、いただいて帰った。

そして今夜。食べてすぐわかった。
わさび だった。すぐお礼の電話した。
揖斐の谷川に自生しているものを採ってきて、ご自分でおひたしにしたのだと。
これがまた絶妙な味加減。

浪花酒造の「浪花正宗」と揖斐のわさびが今夜コラボした。





これはもう、
至福としか言いようがない。

ご縁が結んだこのわずかなひととき。

ありがたい。ありがたい。

自分ではない。
死んだ親父と、親父がつくった得意先さん。
ずっと関係を維持しているところと、十数年ぶりのところ。

絶品の酒と酒のあてが、今夜自分の口の中で合体して、よろこびとともに胃の中に流れ込んでいった。

自分は生かされていて、そのおかげで、至福の時を、ごくごくたまに与えられているのだと。

がんばろう。

顔まっ赤っかの自分は、キーボードを叩きながら、純粋にそう思った。

コメント
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