超兵器磯辺2号

幻の超兵器2号。。。
磯辺氏の文才を惜しむ声に応えてコンパクトに再登場。
ウルトラな日々がまたここに綴られる。

新コーチ

2008-05-03 21:03:32 | 少年サッカー
我が少年サッカーチームに新たに赴任したコーチが本格的に活動を開始した。
昨年はAチーム(6年生)の監督で、チームを数々の栄光に導いた名指導者らしい。
協会指導者の中でも有名で、選抜の選考委員にもなっている。

この前初めてのフットサルで色々と教えてくれたあのコーチだ。
なんと12人乗れるバス?をお持ちで、監督がこの前トヨタBOXYに買い替えたときも

「なんだ、あんな小さいやつ。。。」

BOXYが小さいだって?うちの車なんて軽だから、車に積みこめちゃうんじゃないか?

やはり少年サッカーにはとても熱心でしっかりしてるそうだ。
この前もはじめての挨拶メールで今後の方針をきちんと述べていた。

連絡用携帯メールだが、なんと800文字!
古い携帯じゃ読みきれない字数だ。

1学期の改善テーマは
①1対1のスキルの向上(強い気持ちと体の使い方)
②コミュニケーションスキルの向上(特に声、そしてアイコンタクト、ボディランゲージ)
③ボールコントロールスキルの向上(特にトラップ、強いボールをしっかり止める。高いボールでは胸を使える様に)
④キック力の向上(正確なキックと正確なシュート)
⑤広い視野の確保(遠い味方を見る、逆サイドを意識する)

すげえ。まるでミユキ野球教室で教わってるようだ。
我々の親子練習にも取り入れねば。

でも、どれもサッカーでは重要なことだ。全部極めたらJリーガーになれるな。
やっぱり③だなあ。

この前、チームの主力FWが不幸にも肩を怪我してしまった。
全治1か月の骨折だったが、すごく感心なことにサッカーができない間、スクワットや基本的な体力トレーニングは欠かさなかったそうだ。
すばらしい!こうでなければ。

「●●クンって怪我してる間、リフティングとスクワットをずーっとやってたんだって」と妻。

「すげえなあ。やっぱ選抜クラスに合格する人はちゃんと努力してるんだよ」と私はちらりと息子を見る。。。
「今日は雨だけど、部屋でボールタッチぐらいはできんだろ」追い打ちをかける。

ボールタッチとは足の裏で交互にジャンプしながらボールの上をタッチする基本練習だ。バリエーションは結構ある。

ごそごそボールを出してきて、息子はボールタッチをやり出した。

「とんとんとんとんとんとんとんとん」

外でもウォームアップ代わりにやらせるが、結構難しいんだ。
一番難しいのは足の裏交互と、跨いで触るのを組み合わせたやつ。。。(これは説明しにくい)
スピードが突如ダウンする。

とんと。。とんと。。とんと。。とん。

「ほんにゃ。はんにゃ。ふんにゃはんにゃぁってか・・・」妻が合わせてつぶやきだした。

おいおいそこの選手。そんな遅さじゃあ練習にならんぜ。。。

「もっとこう。。。パパパパッといかないと意味ねえよ」と私。

「ダダダダっとか?」と息子

「そうそう、ササササっとだ」

「父ちゃんできんのかよ」

「できるわけねえだろ。怪我したらどうすんだ。。。」

1対1のフィジカルなぶつかりや、蹴ることの基本、動き方はまだ優位だが、足技なんてとっくの前に抜かれてるさ。

他に比べるのはともかく、見てるとホントにうまくなった。
このくらいの年齢の子供はやればやるほど身に付くもんだな。
思い出すことはあっても、上達することはまずない私にはうらやましい限りだ。。。

新しいコーチもきて、さらにグレードアップするのが楽しみだ。