妻が買ってきた「湘南鎌倉WALKER」で月に一度第一日曜日に先日偵察した片瀬漁港で「朝市」が開催されるという。港に水揚げされた地元の水産物をそのまま直売する市で、業者はもちろん一般の人も自家用車、車でかなり遠いところから足を運ぶという。
平日も直売はやっているが、この朝市はそれの大きいイベントらしい。
魚好きの我が家は第一日曜日を「魚の日」と定め、魚尽くしとすることにしたのである。
会場は朝9時、実家の母親といつものように早朝竜泉寺に行き、そのまま我が家に連れてきて一緒に採れたて地魚を食べることになった。
息子甘辛は眠たがっていたが、一人残すとマンガとゲームしかやらないので引きずって
自家用車に乗せた。
幸い目の前の駐車スペースに置くことができたが、30分前に着いたのに既にかなりの人が列をなしていた。。。
我が家ご用達のイタリアンレストラン、腰越の「ロアジ」の主人も前の方に並んでいた。なるほどこういう風に調達していたのか・・・かのレストランの魚料理は絶品である。
特にグリル系がよい。洋食では何をもっても肉を志向する私が唯一、魚メインに注文する店である。
我々が偵察している間に妻に挨拶にきたらしい。。。後輩に並ばせたのだが、ほとんど最前列で来たのは6時半という・・・
私と息子甘辛はじっと並んでいられず、向かいの白い灯台のほうの釣りゾーンを偵察していた。9時近いからもうかなりの釣り人が訪れている。
この釣りゾーン、環境や景観は素晴らしいのだが、あまり釣れた記憶がない。
手前の岩場組も結構苦戦しているらしく、バケツには海水しか入っていないグループが圧倒的だ。反対側の赤い灯台もホントは釣り禁止なのだが常連さんが場所をとっている。。。
やがてシャッターが開き、朝市が始まった。あまり広いスペースではないので一気にお客を入れるわけにもいかず列はなかなか進まない・・・カゴを持っている人か買うことができないようだから、私と甘辛は売り場のすぐ後ろに歩いて、どこに何があるのかまた偵察を始めた。
手前で二人の漁師がまな板で魚を下ろしているようだ。売り場にはホントにさっき上がったばかりの魚が山のように盛られていた。スミイカ、小アジ、タチウオ、イトヒキアジ・・・この前塩焼きで食ったオキギスは無いようだなー。
面白いのは「いろいろな魚ザル一杯200円」よく見えなかったが、ホウボウやダツ?、クロムツやシマダイなどが見えた。
あまり大きくはないが、カワハギ、カンパチ、丸アジ、そしてその向こうにメジマグロなどが見える。すごい人で邪魔すると悪いからあまり撮れなかった。。。
奥に大きなプールが二つあり、巨大な魚がところ狭しと泳ぎ回っている。「ロアジ」の主人は眼の色を変えてタモアミを持ち、奮戦していた。
列の最初のほうは「業者」の集団だったようで、白い発泡スチロールの箱に入りきらないくらい買いだめしている。、
100グラム80円とかいう値付けだから、計量に時間がかかり列は中々進まない。もう1時間くらい並んでいるぞ。そのうちにさっき魚を下ろしていた漁師さんが箱を持って列を回ってきた。「これホントに獲れたてだよ!食べて買ってってよー」
このアジの美味しさには度肝を抜かれた。。。刺身が噛み合わせる歯を押し戻すのである。
そしてじわーっと甘い・・・私と甘辛は思わず「こりゃーうめえっ!」とハモってしまった。
私達の順番になると残念ながら大きなアジは売り切れてしまっていた・・・あの刺身をつまんで皆買っていってしまったのだろう。
妻と母が選んだのはスミイカ4、アジ6、カマス3、カワハギ1、カンパチ1だ。(何か連合艦隊の編成みたいな言い方になっちゃった)これで1700円だという。買い物を終えると魚のアラでとったつみれ汁のサービスだ。
息子が国立競技場にサッカー観戦で出掛けるため帰宅してすぐに妻は見事は包丁さばきであっという間に魚の半分くらいを下ろして見せた。アジは中くらいだがさっきのと変わらないくらいの食感、イカはまだ半分光っていてコリコリだった。カンパチは少し若い感じがしたが、カワハギは新鮮で絶品の肝が体の割には結構大きく舌がとろけた。。。
全く贅沢な昼食を食って息子は出掛けて行った。母親は大喜びで帰って行った。
家に帰ってきた私は波がないのをチェックすると、いてもたっても居られなくなり竿を持って目の前の川へ自転車を走らせたのである。あれだけの魚を見せられりゃ、何か釣りたくなるよなー。何せ今日は「魚の日」だからな。
実は偵察している間に密かに買い込んでおいたアオイソメを持っていつものポイントでハゼを狙うことにしたのだ。
汽水という淡水と海水の混じりあういつものポイントはポツポツ人が来ていた。夜しか来たことないが、汽水というのは不思議な魚の組み合わせが見られるものだ。
「ウナ吉」を釣り上げたのもここだし、ボラが跳ね、黒鯛、シーバス、ハゼが釣れる。かと思えば夕方はテナガエビが大挙し時間帯によってはハゼがバカ釣れするのだ。
本でも読みながらのんびり釣っていたが、意外にバカスカ釣れた。2時間でハゼがざっと20匹くらい。。。今年は少しシーズンが遅めで今が旬らしい。結構いい型してるしなー。
頭を落として内臓を取り出すのは自分でやって、後は天麩羅にしてもらうことにしようか。
明日、朝早いからあまり飲めないのが残念だが、これから毎月第一日曜日は色んな意味の「魚の日」になることだろう。魚大好き!!
平日も直売はやっているが、この朝市はそれの大きいイベントらしい。
魚好きの我が家は第一日曜日を「魚の日」と定め、魚尽くしとすることにしたのである。
会場は朝9時、実家の母親といつものように早朝竜泉寺に行き、そのまま我が家に連れてきて一緒に採れたて地魚を食べることになった。
息子甘辛は眠たがっていたが、一人残すとマンガとゲームしかやらないので引きずって
自家用車に乗せた。
幸い目の前の駐車スペースに置くことができたが、30分前に着いたのに既にかなりの人が列をなしていた。。。
我が家ご用達のイタリアンレストラン、腰越の「ロアジ」の主人も前の方に並んでいた。なるほどこういう風に調達していたのか・・・かのレストランの魚料理は絶品である。
特にグリル系がよい。洋食では何をもっても肉を志向する私が唯一、魚メインに注文する店である。
我々が偵察している間に妻に挨拶にきたらしい。。。後輩に並ばせたのだが、ほとんど最前列で来たのは6時半という・・・
私と息子甘辛はじっと並んでいられず、向かいの白い灯台のほうの釣りゾーンを偵察していた。9時近いからもうかなりの釣り人が訪れている。
この釣りゾーン、環境や景観は素晴らしいのだが、あまり釣れた記憶がない。
手前の岩場組も結構苦戦しているらしく、バケツには海水しか入っていないグループが圧倒的だ。反対側の赤い灯台もホントは釣り禁止なのだが常連さんが場所をとっている。。。
やがてシャッターが開き、朝市が始まった。あまり広いスペースではないので一気にお客を入れるわけにもいかず列はなかなか進まない・・・カゴを持っている人か買うことができないようだから、私と甘辛は売り場のすぐ後ろに歩いて、どこに何があるのかまた偵察を始めた。
手前で二人の漁師がまな板で魚を下ろしているようだ。売り場にはホントにさっき上がったばかりの魚が山のように盛られていた。スミイカ、小アジ、タチウオ、イトヒキアジ・・・この前塩焼きで食ったオキギスは無いようだなー。
面白いのは「いろいろな魚ザル一杯200円」よく見えなかったが、ホウボウやダツ?、クロムツやシマダイなどが見えた。
あまり大きくはないが、カワハギ、カンパチ、丸アジ、そしてその向こうにメジマグロなどが見える。すごい人で邪魔すると悪いからあまり撮れなかった。。。
奥に大きなプールが二つあり、巨大な魚がところ狭しと泳ぎ回っている。「ロアジ」の主人は眼の色を変えてタモアミを持ち、奮戦していた。
列の最初のほうは「業者」の集団だったようで、白い発泡スチロールの箱に入りきらないくらい買いだめしている。、
100グラム80円とかいう値付けだから、計量に時間がかかり列は中々進まない。もう1時間くらい並んでいるぞ。そのうちにさっき魚を下ろしていた漁師さんが箱を持って列を回ってきた。「これホントに獲れたてだよ!食べて買ってってよー」
このアジの美味しさには度肝を抜かれた。。。刺身が噛み合わせる歯を押し戻すのである。
そしてじわーっと甘い・・・私と甘辛は思わず「こりゃーうめえっ!」とハモってしまった。
私達の順番になると残念ながら大きなアジは売り切れてしまっていた・・・あの刺身をつまんで皆買っていってしまったのだろう。
妻と母が選んだのはスミイカ4、アジ6、カマス3、カワハギ1、カンパチ1だ。(何か連合艦隊の編成みたいな言い方になっちゃった)これで1700円だという。買い物を終えると魚のアラでとったつみれ汁のサービスだ。
息子が国立競技場にサッカー観戦で出掛けるため帰宅してすぐに妻は見事は包丁さばきであっという間に魚の半分くらいを下ろして見せた。アジは中くらいだがさっきのと変わらないくらいの食感、イカはまだ半分光っていてコリコリだった。カンパチは少し若い感じがしたが、カワハギは新鮮で絶品の肝が体の割には結構大きく舌がとろけた。。。
全く贅沢な昼食を食って息子は出掛けて行った。母親は大喜びで帰って行った。
家に帰ってきた私は波がないのをチェックすると、いてもたっても居られなくなり竿を持って目の前の川へ自転車を走らせたのである。あれだけの魚を見せられりゃ、何か釣りたくなるよなー。何せ今日は「魚の日」だからな。
実は偵察している間に密かに買い込んでおいたアオイソメを持っていつものポイントでハゼを狙うことにしたのだ。
汽水という淡水と海水の混じりあういつものポイントはポツポツ人が来ていた。夜しか来たことないが、汽水というのは不思議な魚の組み合わせが見られるものだ。
「ウナ吉」を釣り上げたのもここだし、ボラが跳ね、黒鯛、シーバス、ハゼが釣れる。かと思えば夕方はテナガエビが大挙し時間帯によってはハゼがバカ釣れするのだ。
本でも読みながらのんびり釣っていたが、意外にバカスカ釣れた。2時間でハゼがざっと20匹くらい。。。今年は少しシーズンが遅めで今が旬らしい。結構いい型してるしなー。
頭を落として内臓を取り出すのは自分でやって、後は天麩羅にしてもらうことにしようか。
明日、朝早いからあまり飲めないのが残念だが、これから毎月第一日曜日は色んな意味の「魚の日」になることだろう。魚大好き!!
直行の新鮮さと、お得感抜群
地域の活性化も兼ねてか、あちこちで朝市流行りのようですよね。
私も、お魚大好き、朝市大好き
『早起きは三文の得』、、、早起きして歩き回った空きっ腹に、新鮮な買ったばかりの食材たまりません
乗せられてついつい買いすぎちゃいますよね。
スーパーでは味わえない、地元の漁師さんや農家さんとのやりとりも楽しみだし、意外な食べ方を教えてもらったり、、、
先週(土)から、大磯魚市場でも朝市が始まりましたし、二宮・平塚も以前からありました。
古きよき対面販売の風景に、、地元の温もり愛着も感じちゃったりしますよね~。
こんな楽しくってお腹も満足なイベントがすぐお隣で開かれていたなんてー
これは今後下手なお店のが食べられなくなっちゃいますねー!?ロアジさんこれからも頑張ってね&ありがとう。
お魚セレクト、さすが!!
テーブルの盛り合わせに「うわ、負けそう・・」と思いましたよ!(お魚モノでは普段からあまりめげないんだけども 笑)
奥様の阿修羅包丁さばきにも大尊敬です
カンパチ大好きですー!!若いってどんなのだろう、、もしかして若干時間おいた方がよかったのかな。こういうのってお魚との付き合い方がまた一歩深くて楽しいですよね~♪
それに、ビックリなのは午後はご自分が漁師になっちゃったってことよねー(釣り師?)
ハゼの天ぷらなんて、もうどれほど食べたことないでしょう、、最高じゃないですかぁ~~~~
あぁ、食べたい!!わたしもモリモリお魚食べたくなってきました
市場ってどこに行ってもワクワクするものですよね。ましてや漁船が横付けして水揚げするのを見た直後なので気分的な新鮮さも抜群でした。
なるほど、付近でも色々なところで朝一をやっているようです。ホント、「早起きは三文の得」ですねえ。
後ろにたーくさん並んでいると、ついつい買い過ぎちゃうのもおっしゃる通り!
そうそう、スーパーで売ってない魚、意外な食べ方、色々教われて楽しかったです。
大磯でも始まったのですか。地産地消推進のため「魚の日」を増やそうかなー。
実はこの「朝市」というのは月一度なのですが、産地直売所は平日は営業しているようなのです。魚の量も異なりますし、朝市は「野菜」も出されるようですが(今回は野菜はなし)。
新鮮な魚を刺身以外でも美味しく食べられる店って意外と少ないんですよね。ロアジは中々予約取れません・・・
私の目から見るといつもはもうちょっと華やかな気がしますが、今回の盛り合わせは正直スピード勝負だったようです。。。写真で見ると小夏師匠の魚はいつも輝いていて美味しそうですねえ。
(もうちょっとちゃんと撮らないと作者に怒られる?!)
そしてカンパチはね、ズバリ硬かったのです。おっしゃる通り、さっきまで海で泳いでいたのを活け締めしてもらったので、新鮮この上ないのですが、実は少し時間がたってグルタミン酸(アミノ酸?)がほどよくあったほうが、味も柔らかみも増すようなのです。(一度聞いたことあります)
全部の魚がそうではないようですが、ホント奥が深いようですねー。
今年、ウナ吉二世を釣ろうと毎週のように夜釣りにがんばったのですが、ハゼしか釣れなかったのです。結構数が上がったので、朝市の残りとともに晩御飯用に出動したのであります。
下すまではやりましたが、天ぷら粉を使った簡単な天ぷらの作り方を習いました。
このハゼ天ぷら、鮮度勝負です!揚げたてはサクサクの絶品でした。(むろん塩で)
そして実は横にある「スミイカげそ天」こそ、酒のつまみととしては最高のアタリだったなー。
ゴミ収集車の行っちゃった後なんかは…
主婦として、ちょっと嫌なんですよね~
次回の生ゴミ回収までに臭っちゃいますもんね~
なんて勝手な主婦ですね(笑)
お魚大好き大好きとおっしゃるまるち様ですもん、魚さばくなど朝市前(もとい!朝飯前)でしょう。
ゴミ回収車・・・なるほどねえ、何重にもビニール袋詰めしてますが、やっぱり気になりますもんねー。
朝市の漁師さんが言っていました。
「アジは刺身もいいけど、塩焼きがいいよ。脂が乗ってると最高だし、ゴミも少ないんだよ」
刺身っていうのは結構捨ててしまうところが多く、もったいない食べ方なんだそうです。
大きい魚もアラで汁を作るとか、なるべく食べ尽くすのが大事なんでしょうねえ。
息子がアラ汁大好きです。鯛類は、サッと湯通ししてから、品よくすまし汁で、雑魚類は、味噌+酒粕を入れると臭みもなく美味しくいただけます。
亡き父が、釣り好きで、毎日曜日に釣りに出かけた為に、週の前半は毎日、魚と言う実家でした。
鱚・黒鯛・石鯛・メジナ・普通の鯛などなど、、、
そのくせに父本人は、刺身はダメと言うタイプで、、『もう食べられないよ。』と言うくらい。
普通の家ではやらないだろう、塩釜焼きなんてもやりましたよ(笑)
父には、カサゴやコチやアジは、釣果ではなく雑魚の部類に、、今思えば贅沢ですよね~…。
子供の頃は、鰻もよく食べさせられました。
灰でヌメリを取る時に、キュイ~と鳴くんですよ。
その頃は、うなぎの稚魚をお猪口1杯、数千円て買取なんてもあったような記憶があります。たしか漁業権(漁業料)かなんかが必要だったような~(定かではありません。)
アッ…生ゴミは、ゴミの日まで冷凍庫へ、なんて手段も夏場はいいです…
実家では、猫が何匹かいたので、父の帰りを『待ってました』とばかりに、さばく横に待機して、お腹におさめてました。野良猫もおこぼれに…なんて事もありましたよ。
今じゃ~野良猫に餌付けなんてしちゃったら、苦情が出るでしょ~ね~(笑)
ちなみに我が家の猫連中は、魚が食卓にあっても、手を出しません。
写真に載せ損なってしまいましたが、途中からあった「あら汁」のサービス、出汁がきいていて美味しかったです鯛類のすまし汁、雑魚の味噌仕立て・・・うーむ。。。すごい腕が想像されます。
(うちではベラも味噌汁にしました・・・)
おーっ、お父上は釣りがご趣味だったとは。魚の種類がハンパでない高級魚ですねえ。
なんとゴージャスな食卓なのでしょう。。。お父上はご家族に食べさせるためにあえてお刺身を遠慮したのかもしれませんね。
私にとってはコチやハゼ、アジなども立派な釣果(何でも釣れればよい)です。雑魚でも何でも食べられればOK!
鰻まで・・・?!(以前、飼ってはいましたが、鳴くんですか?!)
まだまだ色々お話しが伺えそうで楽しみです。
ははは。生ゴミを冷凍庫で一時保存・・・とは中々の力技ですねえ。夏場は確かに決めてになるか。
なるほど、お父様の釣果は半端でなかったでしょうから、猫も楽しみにしてたでしょうねえ。ある意味人間以上に贅沢かも・・・
野良猫もあのゴージャス魚類の味を覚えたら、入りびたりになるでしょうねー。
さすが、飼われている猫さんたちは行儀がいいのですね。