2月の終わりくらいだったろうか、外出先から直帰することがあって、いつもより早い時間にスポーツクラブに立ち寄った。その時間にはスタジオプログラムがまだないので、エアロバイクを漕いでいたらNHKの「首都圏ネットワーク」というニュース番組が放映されていた。このジムの有酸素系マシンには大抵モニターがついていて、イヤホンを使ってテレビ番組を見たりゲームをしたりできるのだ。確かに30分以上ひたすらに走ったりバイクを漕いだりする退屈さは心肺トレーニング以上に苦痛だ。その日の調子によって、かける負荷と心拍数が結構変わってくるので、様子を見ながら調整していくことになる。7時になってNHKニュースが始まると音声を英語に切り替えて聴くという、最近では唯一の「お勉強時間」がやってくるのである。
さて「首都圏ネットワーク」の中で「いってみよう、いってみたい」というコーナーがあり、神奈川県の足柄地域を紹介していた。どこかで見たことあるなと思っていたら、以前足を運んだことのある松田山ハーブガーデン(番組では西平畑公演と紹介していた)の河津桜だったのだ。そう言えば小田原梅まつりと同じような時期に河津桜が満開となるのを思い出した。レポーターはまさに満開の桜と菜の花の中を歩いていた。確か松田山の中腹から、松田の街を一望することができ、天気が良ければ遠くは富士山や相模湾、大島まで素晴らしい景色が見られる所だった。そして引き続きレポーターが取材していたのが、酒匂川を挟んで向こう側の開成町というところだった。神奈川県に数十年住んでいる私でも初めて耳にするような、県下で一番小さな町なんだそうだ。その町の古民家ですごい雛祭りを行っているという。
その週末は実家の母親と毎年来ている小田原フラワーガーデンの梅を見に行ったのだが、あいにくの雨模様で途中撤退・・・気を取り直して翌週に松田を訪れることにした。我が家から松田山に向かうには西湘バイパスを西に向かい、国府津で山に向かうルートを走る。近くまで来ると満開の桜でピンク色に染まった山肌が見えてくるが、祭り期間中は上の駐車場はすぐに満車になってしまい、少し降りたところの酒匂川河川敷に設けられた臨時駐車場に行き、公園まではシャトルバスを利用することになる。運転手さんは気さくな人のようで、間違って「次降ります」をピンポーンと鳴らしてしまった子供と謝る母親に「はははー。大丈夫ですよ。子供さんは面白くて好きなんですよねー。ボクもやることないんでね。消しますから、もう1回鳴らしますか?」バスの中は笑い声で盛り上がり、和やかな雰囲気になった。
少しだけ「散り始め」ということだったが、菜の花の黄色と重なって見事な咲きっぷりだった。ちょっと霞が多くて富士山や相模湾などまでは見られなかったが、気温はどんどん上がり完全に春の陽気だった。散策路は山の中腹となっているのであまり下まで行かずに一周して戻ってくるが、花びらを啄む大きな鳥やメジロのような小さい鳥が枝から枝へ飛び立つ時に桜の花がひらひらと舞い落ちてくる。子供館では昨年同様、つるし雛が飾られていた。その横にはすごい人数の行列が出来上がっている。どうやら「ふるさと鉄道」の並びのようだ。NHK番組では公園内に敷設されたミニ鉄道は約20分かけて1周するのだが、桜のトンネルの中をずーっと走ることができて人気があるようだ。ロマンスカーとSLがあるようだが、恐らく1年で運行するのはこの期間だけではあるまいか?開園して約1時間、次々にシャトルバスが到着してだいぶ園内も混みあってきたおので、ぼちぼち次の目的地に向かうことした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/28/86/6b13b398bf9ce99f1a6ed3caa30f483c_s.jpg)
「首都圏ネットワーク」で紹介していた開成町の雛祭りは築300年という瀬戸屋敷という古民家が会場になっていて、臨時駐車場からはわずか10分くらいのところだ。正直マイナーなイベントにも見えたが、さすがNHKの威力か元々の駐車場だけでは入りきらないほど観光客がやってきて、近くの公園が臨時駐車場となっていた。早速古民家に入っていくと、番組に登場した近藤春奈さん似の婦人会の人が気さくに話をしていた。確か番組の中では「これといった観光地や特産品のないこの町に名物と言われる催しを立ち上げたい」と婦人会の人たちが毎年手作りでつるし雛を作り続けてきたということだ。その努力も実り、古民家を会場にしてそちらにこれまでの風習として飾られる18組の雛人形と合わせかなり有名な催しとして年々訪問客が増えてきているそうだ。つるし雛も7段になっている雛人形もこれまでほとんど縁のない世界だったので、この機会にその云われなどを聞いておこうと思った。
つるし雛というのは、我が地方であまり見ることはなく、グンマ勤務時代にギネス公認の「世界一のつるし飾り」というのを八兵衛に見せてもらったことがあるのだが、系列は似ているもののこちらは雛祭りに限らない飾りらしい。一方、雛祭りに飾るつるし雛は裕福でない家庭で高価で中々手に入らないひな人形の代わりに両親、祖父母、親類、近隣の人々が生まれた子供の幸せを願って小さな人形を作り持ち寄って作られたそうだ。また裕福な家庭では豪華な段飾りの上につるし雛をダブルで飾りさらに煌びやかにすることも多い。つるし雛には色んな種類があるのだが、全部ちゃんとした意味があるんだそうだ。例えば食べ物に困らないようにとか、「苦労しないようにフクロウ」とか、万年生きる亀とか・・・2年かかりで作成したというつるし雛は圧巻だった。
さてこの瀬戸屋敷という古民家はこの地域の名主を代々努めてきた瀬戸家のものだ。そういう家柄だから江戸時代から伝えられてきた雛人形や親族の雛人形などを揃えて飾るようになったということだ。特に大久保氏(小田原藩主)の紋の入った道具類は貴重で、ミニチュアのような貝合わせ、碁盤、将棋盤などがあった。また江戸時代に流行したという享保雛(享保の改革なら習ったが、その頃だろうか?)というちょっと今とは変わった顔立ちの人形も目を引いた。今まで縁もなかったので、あまり興味を持ったことがなかったのだが、昔の豪華雛人形は一番上の内裏様が御殿の中に鎮座ましましている。「私書箱」事件で「モノ知らず」が露呈してしまった私だが、雛人形の一番上の内裏様っていわゆる帝(みかど)と皇后(もしくは親王とその内儀)と思えばいいんだよな。その下の3人官女はたぶん御世話役で、5人囃子は少年音楽隊みたいなものか。雛祭りの歌からすると、その下のお菓子の両サイドに立つ成人は赤い顔をした方が右大臣とすれば、もう一人は左大臣ということになる。(ちょっと政治向きの役職とは違うようだが)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/04/db/f078811fbbc3aa098b71c8b4b734c7f0_s.jpg)
母親は「中々見応えがある」と感心していた。ずいぶん前だが、実は実家に彼女の雛人形があったのを見たことがある。誕生と共にあった人形らしいから母と同じ年齢で、相当古いが田舎であつらえた品で中々高級なもののように見えた。人形は一揃いあるのだが、飾り棚がないために箱にしまってあったのを内裏様だけ出してみたことがあるという。ただ我が家も女の子に縁がなかったので、孫に女の子がいる妹さんのところにあげてしまったという。開成町の雛飾りを見て懐かしくなったらしく、「押入の上の棚に箱があるから出してくれ」というのだが、主役の二人がいないのに、下っ端だけ出してどうしようというのかよく分からない。かなり広い主屋と土蔵を見学して出口にあるお土産コーナーに立ち寄った。ここにNHKに出演していた近藤春奈さん似がいて、手作りのつるし雛は販売してくれるものもあったが、テレビで紹介されたあじさいの花飾りは売り切れてしまったそうだ。私は2つだけ残ったという、「申年にちなんで9匹の猿を天木に結び付け、『苦が去る』」かけた飾りを購入して会場を後にした。
さて「首都圏ネットワーク」の中で「いってみよう、いってみたい」というコーナーがあり、神奈川県の足柄地域を紹介していた。どこかで見たことあるなと思っていたら、以前足を運んだことのある松田山ハーブガーデン(番組では西平畑公演と紹介していた)の河津桜だったのだ。そう言えば小田原梅まつりと同じような時期に河津桜が満開となるのを思い出した。レポーターはまさに満開の桜と菜の花の中を歩いていた。確か松田山の中腹から、松田の街を一望することができ、天気が良ければ遠くは富士山や相模湾、大島まで素晴らしい景色が見られる所だった。そして引き続きレポーターが取材していたのが、酒匂川を挟んで向こう側の開成町というところだった。神奈川県に数十年住んでいる私でも初めて耳にするような、県下で一番小さな町なんだそうだ。その町の古民家ですごい雛祭りを行っているという。
その週末は実家の母親と毎年来ている小田原フラワーガーデンの梅を見に行ったのだが、あいにくの雨模様で途中撤退・・・気を取り直して翌週に松田を訪れることにした。我が家から松田山に向かうには西湘バイパスを西に向かい、国府津で山に向かうルートを走る。近くまで来ると満開の桜でピンク色に染まった山肌が見えてくるが、祭り期間中は上の駐車場はすぐに満車になってしまい、少し降りたところの酒匂川河川敷に設けられた臨時駐車場に行き、公園まではシャトルバスを利用することになる。運転手さんは気さくな人のようで、間違って「次降ります」をピンポーンと鳴らしてしまった子供と謝る母親に「はははー。大丈夫ですよ。子供さんは面白くて好きなんですよねー。ボクもやることないんでね。消しますから、もう1回鳴らしますか?」バスの中は笑い声で盛り上がり、和やかな雰囲気になった。
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少しだけ「散り始め」ということだったが、菜の花の黄色と重なって見事な咲きっぷりだった。ちょっと霞が多くて富士山や相模湾などまでは見られなかったが、気温はどんどん上がり完全に春の陽気だった。散策路は山の中腹となっているのであまり下まで行かずに一周して戻ってくるが、花びらを啄む大きな鳥やメジロのような小さい鳥が枝から枝へ飛び立つ時に桜の花がひらひらと舞い落ちてくる。子供館では昨年同様、つるし雛が飾られていた。その横にはすごい人数の行列が出来上がっている。どうやら「ふるさと鉄道」の並びのようだ。NHK番組では公園内に敷設されたミニ鉄道は約20分かけて1周するのだが、桜のトンネルの中をずーっと走ることができて人気があるようだ。ロマンスカーとSLがあるようだが、恐らく1年で運行するのはこの期間だけではあるまいか?開園して約1時間、次々にシャトルバスが到着してだいぶ園内も混みあってきたおので、ぼちぼち次の目的地に向かうことした。
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「首都圏ネットワーク」で紹介していた開成町の雛祭りは築300年という瀬戸屋敷という古民家が会場になっていて、臨時駐車場からはわずか10分くらいのところだ。正直マイナーなイベントにも見えたが、さすがNHKの威力か元々の駐車場だけでは入りきらないほど観光客がやってきて、近くの公園が臨時駐車場となっていた。早速古民家に入っていくと、番組に登場した近藤春奈さん似の婦人会の人が気さくに話をしていた。確か番組の中では「これといった観光地や特産品のないこの町に名物と言われる催しを立ち上げたい」と婦人会の人たちが毎年手作りでつるし雛を作り続けてきたということだ。その努力も実り、古民家を会場にしてそちらにこれまでの風習として飾られる18組の雛人形と合わせかなり有名な催しとして年々訪問客が増えてきているそうだ。つるし雛も7段になっている雛人形もこれまでほとんど縁のない世界だったので、この機会にその云われなどを聞いておこうと思った。
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つるし雛というのは、我が地方であまり見ることはなく、グンマ勤務時代にギネス公認の「世界一のつるし飾り」というのを八兵衛に見せてもらったことがあるのだが、系列は似ているもののこちらは雛祭りに限らない飾りらしい。一方、雛祭りに飾るつるし雛は裕福でない家庭で高価で中々手に入らないひな人形の代わりに両親、祖父母、親類、近隣の人々が生まれた子供の幸せを願って小さな人形を作り持ち寄って作られたそうだ。また裕福な家庭では豪華な段飾りの上につるし雛をダブルで飾りさらに煌びやかにすることも多い。つるし雛には色んな種類があるのだが、全部ちゃんとした意味があるんだそうだ。例えば食べ物に困らないようにとか、「苦労しないようにフクロウ」とか、万年生きる亀とか・・・2年かかりで作成したというつるし雛は圧巻だった。
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さてこの瀬戸屋敷という古民家はこの地域の名主を代々努めてきた瀬戸家のものだ。そういう家柄だから江戸時代から伝えられてきた雛人形や親族の雛人形などを揃えて飾るようになったということだ。特に大久保氏(小田原藩主)の紋の入った道具類は貴重で、ミニチュアのような貝合わせ、碁盤、将棋盤などがあった。また江戸時代に流行したという享保雛(享保の改革なら習ったが、その頃だろうか?)というちょっと今とは変わった顔立ちの人形も目を引いた。今まで縁もなかったので、あまり興味を持ったことがなかったのだが、昔の豪華雛人形は一番上の内裏様が御殿の中に鎮座ましましている。「私書箱」事件で「モノ知らず」が露呈してしまった私だが、雛人形の一番上の内裏様っていわゆる帝(みかど)と皇后(もしくは親王とその内儀)と思えばいいんだよな。その下の3人官女はたぶん御世話役で、5人囃子は少年音楽隊みたいなものか。雛祭りの歌からすると、その下のお菓子の両サイドに立つ成人は赤い顔をした方が右大臣とすれば、もう一人は左大臣ということになる。(ちょっと政治向きの役職とは違うようだが)
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母親は「中々見応えがある」と感心していた。ずいぶん前だが、実は実家に彼女の雛人形があったのを見たことがある。誕生と共にあった人形らしいから母と同じ年齢で、相当古いが田舎であつらえた品で中々高級なもののように見えた。人形は一揃いあるのだが、飾り棚がないために箱にしまってあったのを内裏様だけ出してみたことがあるという。ただ我が家も女の子に縁がなかったので、孫に女の子がいる妹さんのところにあげてしまったという。開成町の雛飾りを見て懐かしくなったらしく、「押入の上の棚に箱があるから出してくれ」というのだが、主役の二人がいないのに、下っ端だけ出してどうしようというのかよく分からない。かなり広い主屋と土蔵を見学して出口にあるお土産コーナーに立ち寄った。ここにNHKに出演していた近藤春奈さん似がいて、手作りのつるし雛は販売してくれるものもあったが、テレビで紹介されたあじさいの花飾りは売り切れてしまったそうだ。私は2つだけ残ったという、「申年にちなんで9匹の猿を天木に結び付け、『苦が去る』」かけた飾りを購入して会場を後にした。
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松田山ガーデン、某SNSを見るといろんな知人が訪れているようですね。でも開成町の雛祭り、以前からお知りだったとはすごいです!NHK見るまで町の名前さえ知りませんでした。
「歳をとっても女性を女の子に戻してくれる」とはけだし名言ですね。月美さんのご家庭も男の子ばかりなんですか。うちは全く縁がありません。。。
なるほどねえ、お雛様人形が並ぶと独特な気分になるんですね。男子には分からない世界だな。
実家に行ったら、箱だけは出してみようと思いますが、肝心の主役がいないので、どうしたもんでしょうね。一応飾ってみるか。
「お嫁に行き遅れる」心配はないのでね。
ビックリしましたよ~おっ
ちょっとURLポチとしておくんないまし
わたくしも写真撮り損ねてのアップ待ちだったんです
お母様のお雛さま、
主役がいないのにずっとお持ちだったのですね。
時々登場している先輩マダムのお母様は最近ご自分のお雛さまをご購入されたそうです
URL・・・どこどこ?と探してしまいました(笑)。
ホント、びっくりポンですねー。師匠のご実家にもあったとは!
まったくの偶然で、出口で目が留まっただけなんですよ。
昨日、早朝竜泉寺に行く前、「暇な時に出して組み立ててみれば」と押し入れの上の引き出しから何箱か引っ張り出してみました。
主役をあげてしまったのは叔母に孫のお嬢さんが生まれてからなので、数年前のようです。
いくつになってもご自分用のお雛様というのは「あり」なんですね。
立派なインテリアになりますよねえ。