山梨からの帰り、中央高速は相模湖まで25kmの渋滞だった。昔はこんなに混んでなかったのだが、高速1000円の影響なのだろうか?
ナビもETCもない我が家のMOVEは先導車からの連絡通りついていくだけだ。
途中、大月JCTで河口湖方面に進み富士五湖有料道路経由で東名に向かうようだ。
途中、右側には雪が少しだけ残る見事な富士山と、かなり遠くからだが富士急ハイランドの巨大コースターがシルエットで見えてきた。
助手席にいる妻に遥か遠くを指さして
「あの、『ええかげんにせい』ってヤツだけは乗れねえよなあ」以前、行ったときのことを思い出してつぶやくと、
「ええじゃないか」じゃないの?妻はくっくっと堪え笑いしだした。そうか。別に女房笑わす気はなかったんだけど。。。
帰宅するとチームメイトとOコーチ号に乗っていて別行動だった息子甘辛が、
「途中、富士急ハイランドの横、通ったんだぜ。やっぱあそこのコースター半端じゃなかったよ。もう一度行きてえなあ」
オレ達も同じコースを帰ってきたんだよ。この前行ったのはいつだっけ?
豊島園にはよく訪れ、季節外れのコスプレ大会によくぶつかったものだが、富士急ハイランドはこれまで2,3回しか行ったことがなく、その超兵器めいた絶叫モノには憧れていた。
確か数年前の少し寒い季節だったと思う。一応、息子はどの乗り物にも乗れる身長になっていた。
富士急ハイランドって乗り物もすごいが、何が好きかってありえないような面白い看板が満載なのだ。
到着するまでにすでに公道では思わずニッコリするような標識が。。。
UFOで行くと2秒 ヘリで5分
犬が行くと10時間 カタツムリは200日
車だと約30分(東富士五湖道路経由)
しょっぱなのエントランスにたしかあった看板が。。。
★「CAUTION」 FUJI-Qはクマの生息地です。クマはどこにでもいます。
見つけても絶対に
プロレスをしない。
タックルをしない。
クマと人間が素手で戦うシルエットに×が。
園内で燦然と輝いていて、半ば信じた看板が。。。
★「GEISHA」 史上初じんりきコースター(エッホ エッホ) 時速12kmの恐怖
2051年いよいよ登場!
名前のとおり芸者姿の女がコースターにのってるぞ。。。
これもホントに作られるんだと思った。。。
★新コースター 「TONOSAMA」 史上初 跳ねるコースター
先頭車両がオンブバッタだ!よーく見るとロゴが「富士Qローランド」になってるし。。。
★世界初 透明コースター (パッ) ドロンパ(えっ?何処に。)
これも「富士Qローランド」だぞ。「ぎゃーはっはっは!これ、おもしれえ!」言うまでもなく我が父子はこんな粋なセンスがだーい好きだ。
帰り道につこうとすると止めの一撃、電光掲示板が。。。
★高速渋滞229km? ふじやま温泉まで・・・徒歩5分 お帰りはお近くのふじやま温泉へ
ここまでくると感動だ!229kmも進むと宇都宮で餃子が食えるぜ。
その他にもちょっと捻った楽しい看板がたくさんある。豪快な絶叫コースターだけでなく、こんな人を楽しませるものがあふれる街って楽しいだろな。
さて、我々が数年前に訪れたときは、「ええじゃないか」が落成したばかりだったか、どの乗り物も恐ろしく長い行列ばかりだった。
何せ開園時間より少し後に着いたら「ええじゃないか」は2時間半待ち。。。「フジヤマ」も2時間待ち。。。
これまた新しくできたらしい「トンデミーナ」とかいうPIZZALA提供らしい円盤型座席に座って長いアームが振り子のように揺れるやつに並んだ。
こっこれは完全に選択ミス。。。スピードはOKでも高いところがダメな私は絶叫どころか、失神しかけその後2,3日は悪夢にうなされるようになる。
息子は興味ありそうだが、さすがに「ええじゃないか」や「フジヤマ」はそのド迫力にちょっと敬遠気味。。。
ドドンパに並んだ。
時速172kmまで2秒かからん。。。スタートというより「発射」だ。2,3秒で目の前が白ーくなり顔の肉が後ろに引っ張られて引き攣った。
こちらのほうは妻がダメだったらしく、「発射の後、魂だけ置いてかれちゃった。。。」しばらく白い顔をしていた。
大物を二つのって、家族は早ダウン気味。。。ツイてることに小雨で「トンデミーナ」は運転中止となった。
しばらく大人しくいくつかの乗りものに乗った後、観覧車に乗ることになった。私は観覧車はあまり好きでないのだ。
中には「スケルちゃん」と「スクムちゃん」なんていう気の利いた(私にとっては歓迎しない)透明ゴンドラもあった。
みなとみらいに比べればあまり大きくない観覧車だが、園内の荘大な絶叫マシンが一望できるぞ。それにしても風が強くなったな!昔、横浜ドリームランドにあった「史上唯一のゆれるゴンドラ」にも似てきたぞ。
うーむ。なんて恐ろしいのだ。ドドンパみたいに怖いけど一瞬で終わるわけではない。。。地獄への階段を一歩一歩登って行くようだ。
私は掴んだ手すりを最後まで放すことはできなかった。普段この手のものには強い息子もさすがに青い顔をしている。
最高地点近くに達したとき、左下から「ドドンパ」がうなりを上げて飛び出してきた。が、カーブを過ぎて垂直タワーにさしかかった瞬間
な、なーんと、最高地点少し前で車両が止まり、タワーを逆走して停止してしまった。観覧車から見てあわや事故か?!と思ったが
「お客様に申し上げます。当アトラクションは強風のため一時運転を見合せます。お乗り合わせのお客様は発信位置に戻りますので、そのままお待ちください」
ドドンパはそのままバック走行を始めた。。。もちろん、時速172kmではない徐行運転だ。
「あんなことされたらビビるぜ。壊れちゃったと思うだろ普通。。。」
息子は驚いていた。事故かと思って滝汗だったが、無事でよかった。考えてみれば、滅多に見られないシーンに遭遇したようだ。
何せ上昇・落下とも傾斜角度90度だし。。。
私は絶叫ものにそれほど強くはないが、歩きまわるだけでも楽しい富士急ハイランドは、もっとコンディションのよいときにやってきたいものだ。
最後に、帰り道にあるふじやま温泉の看板に書いてある効能は。。。
・・・浮気症・・・・・・・・・・・・並び疲れ・・・遅刻症 恋愛の悩み・・・・・・・・・寝ぐせ・・・・・・渋滞疲労・・・・・・絶叫疲れ
恋人の我が儘 ギャンブル癖 運動麻痺
フジQで流した汗は、ふじやま温泉で流そう!
写真が一枚しか載せられないので実に残念だ。気になる人はネット検索を・・・
温泉ではなく家の風呂で甘辛に聞いてみた。
「甘辛よ。やっぱ富士急はすげーな。何が一番怖かった?オレはトンデミーナ」
「オレは断トツで観覧車」
うーむ。あの風で揺れが半端じゃなかったからな。。。面白看板に加えられるぜ。
「強風の恐怖」
ナビもETCもない我が家のMOVEは先導車からの連絡通りついていくだけだ。
途中、大月JCTで河口湖方面に進み富士五湖有料道路経由で東名に向かうようだ。
途中、右側には雪が少しだけ残る見事な富士山と、かなり遠くからだが富士急ハイランドの巨大コースターがシルエットで見えてきた。
助手席にいる妻に遥か遠くを指さして
「あの、『ええかげんにせい』ってヤツだけは乗れねえよなあ」以前、行ったときのことを思い出してつぶやくと、
「ええじゃないか」じゃないの?妻はくっくっと堪え笑いしだした。そうか。別に女房笑わす気はなかったんだけど。。。
帰宅するとチームメイトとOコーチ号に乗っていて別行動だった息子甘辛が、
「途中、富士急ハイランドの横、通ったんだぜ。やっぱあそこのコースター半端じゃなかったよ。もう一度行きてえなあ」
オレ達も同じコースを帰ってきたんだよ。この前行ったのはいつだっけ?
豊島園にはよく訪れ、季節外れのコスプレ大会によくぶつかったものだが、富士急ハイランドはこれまで2,3回しか行ったことがなく、その超兵器めいた絶叫モノには憧れていた。
確か数年前の少し寒い季節だったと思う。一応、息子はどの乗り物にも乗れる身長になっていた。
富士急ハイランドって乗り物もすごいが、何が好きかってありえないような面白い看板が満載なのだ。
到着するまでにすでに公道では思わずニッコリするような標識が。。。
UFOで行くと2秒 ヘリで5分
犬が行くと10時間 カタツムリは200日
車だと約30分(東富士五湖道路経由)
しょっぱなのエントランスにたしかあった看板が。。。
★「CAUTION」 FUJI-Qはクマの生息地です。クマはどこにでもいます。
見つけても絶対に
プロレスをしない。
タックルをしない。
クマと人間が素手で戦うシルエットに×が。
園内で燦然と輝いていて、半ば信じた看板が。。。
★「GEISHA」 史上初じんりきコースター(エッホ エッホ) 時速12kmの恐怖
2051年いよいよ登場!
名前のとおり芸者姿の女がコースターにのってるぞ。。。
これもホントに作られるんだと思った。。。
★新コースター 「TONOSAMA」 史上初 跳ねるコースター
先頭車両がオンブバッタだ!よーく見るとロゴが「富士Qローランド」になってるし。。。
★世界初 透明コースター (パッ) ドロンパ(えっ?何処に。)
これも「富士Qローランド」だぞ。「ぎゃーはっはっは!これ、おもしれえ!」言うまでもなく我が父子はこんな粋なセンスがだーい好きだ。
帰り道につこうとすると止めの一撃、電光掲示板が。。。
★高速渋滞229km? ふじやま温泉まで・・・徒歩5分 お帰りはお近くのふじやま温泉へ
ここまでくると感動だ!229kmも進むと宇都宮で餃子が食えるぜ。
その他にもちょっと捻った楽しい看板がたくさんある。豪快な絶叫コースターだけでなく、こんな人を楽しませるものがあふれる街って楽しいだろな。
さて、我々が数年前に訪れたときは、「ええじゃないか」が落成したばかりだったか、どの乗り物も恐ろしく長い行列ばかりだった。
何せ開園時間より少し後に着いたら「ええじゃないか」は2時間半待ち。。。「フジヤマ」も2時間待ち。。。
これまた新しくできたらしい「トンデミーナ」とかいうPIZZALA提供らしい円盤型座席に座って長いアームが振り子のように揺れるやつに並んだ。
こっこれは完全に選択ミス。。。スピードはOKでも高いところがダメな私は絶叫どころか、失神しかけその後2,3日は悪夢にうなされるようになる。
息子は興味ありそうだが、さすがに「ええじゃないか」や「フジヤマ」はそのド迫力にちょっと敬遠気味。。。
ドドンパに並んだ。
時速172kmまで2秒かからん。。。スタートというより「発射」だ。2,3秒で目の前が白ーくなり顔の肉が後ろに引っ張られて引き攣った。
こちらのほうは妻がダメだったらしく、「発射の後、魂だけ置いてかれちゃった。。。」しばらく白い顔をしていた。
大物を二つのって、家族は早ダウン気味。。。ツイてることに小雨で「トンデミーナ」は運転中止となった。
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中には「スケルちゃん」と「スクムちゃん」なんていう気の利いた(私にとっては歓迎しない)透明ゴンドラもあった。
みなとみらいに比べればあまり大きくない観覧車だが、園内の荘大な絶叫マシンが一望できるぞ。それにしても風が強くなったな!昔、横浜ドリームランドにあった「史上唯一のゆれるゴンドラ」にも似てきたぞ。
うーむ。なんて恐ろしいのだ。ドドンパみたいに怖いけど一瞬で終わるわけではない。。。地獄への階段を一歩一歩登って行くようだ。
私は掴んだ手すりを最後まで放すことはできなかった。普段この手のものには強い息子もさすがに青い顔をしている。
最高地点近くに達したとき、左下から「ドドンパ」がうなりを上げて飛び出してきた。が、カーブを過ぎて垂直タワーにさしかかった瞬間
な、なーんと、最高地点少し前で車両が止まり、タワーを逆走して停止してしまった。観覧車から見てあわや事故か?!と思ったが
「お客様に申し上げます。当アトラクションは強風のため一時運転を見合せます。お乗り合わせのお客様は発信位置に戻りますので、そのままお待ちください」
ドドンパはそのままバック走行を始めた。。。もちろん、時速172kmではない徐行運転だ。
「あんなことされたらビビるぜ。壊れちゃったと思うだろ普通。。。」
息子は驚いていた。事故かと思って滝汗だったが、無事でよかった。考えてみれば、滅多に見られないシーンに遭遇したようだ。
何せ上昇・落下とも傾斜角度90度だし。。。
私は絶叫ものにそれほど強くはないが、歩きまわるだけでも楽しい富士急ハイランドは、もっとコンディションのよいときにやってきたいものだ。
最後に、帰り道にあるふじやま温泉の看板に書いてある効能は。。。
・・・浮気症・・・・・・・・・・・・並び疲れ・・・遅刻症 恋愛の悩み・・・・・・・・・寝ぐせ・・・・・・渋滞疲労・・・・・・絶叫疲れ
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フジQで流した汗は、ふじやま温泉で流そう!
写真が一枚しか載せられないので実に残念だ。気になる人はネット検索を・・・
温泉ではなく家の風呂で甘辛に聞いてみた。
「甘辛よ。やっぱ富士急はすげーな。何が一番怖かった?オレはトンデミーナ」
「オレは断トツで観覧車」
うーむ。あの風で揺れが半端じゃなかったからな。。。面白看板に加えられるぜ。
「強風の恐怖」