昨日の平成29年 労働安全衛生調査（実態調査）結果の概況に対して、
労基署に対するストレスチェック制度の実施報告が、どのような結果であったかを紹介します。
file:///C:/Users/s-has/AppData/Local/Microsoft/Windows/INetCache/IE/S43OSVXH/0000172336.pdf
１．ストレスチェック制度の実施状況
・ 平成 29 年６月末現在（以下、同じ）、ストレスチェック制度の実施が義務付けられた事 業場のうち、
所轄の労働基準監督署に実施報告書の提出があった事業場は約 83％。
事業場規模 計 82.9%
50～99人 78.9%
100～299人 86.0%
300～999人 93.0%
1,000人以上 99.5%
≪ 以下２～５は、実施報告書の提出があった事業場における実施状況 ≫
２．ストレスチェックの受検状況
ストレスチェックを受けた労働者の割合
事業場規模 計 78.0%
50～99人 77.0%
100～299人 78.3%
300～999人 79.1%
1,000人以上 77.1%
３．ストレスチェック実施者の選任状況
・ 約６割の事業場で、事業場内の産業医等がストレスチェック実施者として関与している。
事業場内の産業医等 58.2%
①うち事業場選任の産業医 49.4%
②うち事業場所属の医師
（①以外、保健師、看護師等 8.8%
外部委託先の医師、保健師、
看護師、精神保健福祉士 41.8%
４．医師による面接指導を受けた労働者の状況
・ ストレスチェックを受けた労働者のうち、医師による面接指導を受けた労働者は0.6％。
事業場規模 計 0.6%
50～99人 0.8%
100～299人 0.7%
300～999人 0.6%
1,000人以上 0.5%
５．医師による面接指導を実施した事業場の状況
・ ストレスチェックを実施した事業場のうち、医師による面接指導を実施した事業場は約 ３割。
事業場規模 計 32.7%
50～99人 22.6%
100～299人 36.9%
300～999人 61.0%
1,000人以上 85.0%
６．医師による面接指導実施者の選任状況（事業場の割合）
・ 医師による面接指導を実施した事業場のうち、約８割の事業場で、事業場選任の産業医 が面接指導を担当した。
①事業場選任の産業医 79.1%
②事業場所属の医師（①以外） 5.8%
③外部委託先の医師 15.1%
７．集団分析の実施状況
・ストレスチェックを実施した事業場のうち、集団分析を実施した事業場は約８割。
事業場規模 計 78.3%
50～99人 84.8%
100～299人 83.6%
300～999人 79.7%
1,000人以上 76.2%
