
アオギリは東南アジア原産の落葉高木。樹高は15~20mくらいになるそうです。日本では温暖な地で自生しているほか、公園などに植えられていることも多いです。
キリの葉ににて、樹皮が緑色であることから、「アオギリ」という名がつけられましたがキリとは別の科。
こんな実がなります

葉っぱの縁に種がちょこんと乗ったような形でもこれ、葉っぱじゃなくて鞘が割れたものなんだそうです。
鞘が割れる前はこんな状態↓

で、この緑の部分の中で種子が育ちます。そして、まだ青いうちに鞘は開き、そのまま種が熟すのを待ちます。
そんなわけでアオギリの実はこんな形で木にくっついています。

緑色の鞘の時と同じように放射状の配列

まだ、緑色のうちから鞘を開くのは、鞘がよく乾燥する必要があるからでしょうか?
というのもこのような形をしているのは、落下する時にプロペラのように旋回しながら遠くへ種を飛ばすためなんです。

だから、アオギリの種を拾って上に投げてみると、クルクルクルクル回って楽しいんですよ(*^_^*)
子どもたちはこの遊びが大好き。
ほかにもカエデの実や松の種などクルクル飛んで、種を散布する植物はたくさんあります。特に背の高い木にとって、この方法はとても有効的といえますよね。
そういう木の実を集めてみるのも楽しいんじゃないかと思います。
アオギリは、よく公園に植わっていて、いつもいく三ッ池公園にも、職場の隣の児童公園にもあります。ですから、けっこう身近なところにあるようです。ちなみに昨日再訪した野川公園のわんぱく広場付近には、この実が一面に落ちていて拾いたい放題でした。壮観でしたよ!
風が吹いて、空から一斉に舞ったら綺麗だろうなと思いましたが、残念ながらそんな素敵なシーンには出会えませんでした。見てみたいなぁ…。
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