写真から見えること

０系新幹線が現役を引退する言うニュースがしばらく前に流れていましたが、その頃の写真を探していて、東海道新幹線が開通する前日の写真が出てきました。
１９６４年９月３０日の横浜駅で撮った写真です。（右左が現在と対応）

その頃僕は中学２年、今で言う「鉄ちゃん」でフジカ何とかと言う入学祝に買って貰った簡単なカメラを持って、あっちこっち歩き回っていたのです。

新幹線の開通で、在来線の東京・大阪間の急行列車が殆ど消えて行きました。写真の右下は広島行き「第１宮島」、東京発９:３０-広島着２２:１０ の急行で１２時間４０分も掛かっていなのですね・・・！

この写真は横浜駅の５番線ホームで撮ったものなのですが、右側に木造の建物が写っています。今と大分印象が違うので、「どこで撮ったのかな・・・？」と言う疑問が沸いてきて、本当に横浜駅なのか確かめに行きました。

左下が現在の横浜駅５番線ホームです。木造の建物は無くなり、工事中でした。

その他この写真から分かった事は、４４年前の横浜駅には地下道は無く、跨線橋を渡っていたこと、撮影位置の目印にしようと思った大時計はとっくに無くなっていた事などでしょうか？

右側の建物は確か保線関係の建物で、近年まであったような気がします。写真を見て過去を思い出すことは、アルツハイマーの予防に繋がるようなので、これからもたまに載せてみようと思います。（本当かな？）

上の写真は同時に廃止になった特急「つばめ」です。東京・大阪を６時間半で結んでいたのですが、次の日からは３時間１０分の「夢の超特急」に取って代わりました。
４４年前ですか・・・、長いと言えば長いですね、でも機械はそれくらい持つものなのに、次から次に買い換えてゆく消耗品の何と多い事！

０系新幹線をネットで調べていたら、ブログに貼り付ける時計があったので、僕のホームページに貼っておきました。これは１２月２５日までだそうです。（もっと長くすれば良いのに！）

ちなみに僕のホームページは１０年持っています！