十分間俳句

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卒業俳句に挑戦してみよう

2012-02-14 | ジュニア俳句

 

六年生は、卒業まで一ヶ月半になった。
実際に学校に登校する日は、30日を切る。
秒読み段階だ。
しかし、卒業という実感はなかなか得られない。
大人でも実感するのは、直前または、それが終わってからだろう。

この時期、6年生には、卒業俳句が似合っている。
また、特にクラス替えがある学級については、進級俳句などもよい。
これは、「楽しい俳句の授業アイデア50」に掲載されているアイデアがとても参考になる。

卒業までにしてしまいたいこと。卒業への思いを俳句にするというものだ。
どの句がよいかというよりも、心情がよく表れる俳句でもある。

A小学校で実践した 卒業俳句を挙げてみよう。

友だちとたくさん笑って卒業す

最高の笑顔つくって卒業す

身代わりに雑巾残し卒業す

先生にドッキリしかけ卒業す

このを進級俳句に応用することもできる。

都道府県全部覚えて進級す

最後の日テスト百点卒業す

進級し心も体も六年生

ぜんまいを背中に付けて進級す

指導のポイントは、卒業するまでに(進級するまでに)どんなことをしてみたいのか。このことを俳句にしてみようということだ。どの学級でもすぐにできるので、お勧めである。
15日過ぎには、「楽しい俳句の授業アイデア50」が発売されるので、詳しく知りたい方は、こちらをさんこうにされるとよい。


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