十分間俳句

発見・感動・創造! 子どもたちの感性を培い日本語力を高める十分間俳句

俳句のテーマ及び題材について

2011-03-07 | ジュニア俳句

10分間俳句を年間を通して実施するためには、その題材やテーマを豊富にもっておくことが役に立つ。子どもには、詠みやすい題材と詠みにくい題材があるからだ。

例えば、「新緑」などと言う題材は詠みにくい。取り合わせれはそれなりに詠めるが、新緑のそのものを更に深めることが難しいからだ。

学校で、取り組む場合には、まず共通の体験である行事。これは、子ども達にとって印象の深い出来事で、題材になり得る。ただし、この中で、運動会のようにそれ自体が季語になっているものと、「参観日」のように季語としては認められていないものがあることは、、要注意である。

【学校・学級行事】
入学式、始業式、クラス替え、学級開き、自己紹介、遠足、運動会、社会科見学、○○まつり、通知表、夏休み、展覧会、学芸会、書き初め、誕生会、参観日、なわとび大会、マラソン大会など

俳句は、自然を読む。その中でも具体的なモノや自分たちで育てているものは当然よく観察もするし、作りやすい

【動植物】
あさがお、ひまわり、へちま、ミニトマト、ざりがに、やご、とんぼ、かいこ、あげはちょう、めだか、
熱帯魚、ハムスター、うさぎ、にわとり、
その他、身近にある銅植物、さくら、チューリップ、さつき、あじさい、曼珠沙華、菊、コスモス、紅葉、柿、うめ、シクラメン、かぶとむし、みずすまし、きりぎりす、こおろぎ、ばった、

これは、歳時記をみれば、いろいろある。

世間一般の行事で学校でも取り上げられる行事もある。または、家庭で行事

【行事】
七夕、天の川、クリスマス、節分、まめまき、七五三、ハロウィン、ひなまつり、子どもの日、こいのぼり、母の日、父の日、お正月、大みそか、初詣、など。

以上のものは、ほとんどが歳時記に示されたものだが、それ以外に題材として、適しているのがある。これを多様に見つけ出すことができるかどうか。

【その他】
ランドセル、黒板、校長室、先生、友達、校庭、給食、好きな食べ物、サッカー、ドッチボール、なわとび、

つまり、子共の生活の中で慣れ、親しんでいることを詠むということだ。実践の中で、これがよいということがあれば、教えてほしい。情報を共有することによって、実りある授業を進めたいものである。


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