十分間俳句

発見・感動・創造! 子どもたちの感性を培い日本語力を高める十分間俳句

ドッジボール大会

2009-12-16 | ジュニア俳句

13日、日曜日に深川北スポーツセンター主催のドッジボール大会が行われた。
3年生から6年生まで、出場し、汗を流した。
新型インフルエンザの影響で、応援の保護者の人数などの制限があったが、それでも大勢の保護者の応援。その声に応え、子どもたちもがんばった。
フットサルで優勝した3年生は今回は惜しくも入賞を逃したが、4年生は優勝、5年生は準優勝、6年生は三位となかなかの成績であった。
もともと、勝敗は時の運で、自分の力だけではどうにもならない。
しかし、出場し、緊張と興奮を経験することに意味がある。
5年生がその時の状況を俳句に作った。



息白しドッジホールであつくなれ 

北風のようなボールはよけるだけ 

冬の空ドッヂボールが舞い上がる 


ドッジ見る後からいきたい冬将軍 

北風とドッジボールではくさいだ 

寒い中ドッジボールで指ポキリ 

寒いけどドッジボールで上着ぬぐ 

ボール君男子投げると北風に 

ドッジボール私は応援するだけさ 

北風が勝利を運ぶドッジだね 

さむくてもドッジボールでつい笑顔 

ふゆの雨ドッジボールで夏がきた
 
外寒しドッジボール風にのれ 

はださむしドッジボールでもえあがる 

ふゆの雨とくてん王をめざすんだ 

外寒しけれどドッジは燃え上がる 

息白しドッジボールでてきあてる 

ドッジボール北風みたいにびゅんびゅんと

北風でボクのボールがとんでいく 

試合中あいてが目の前よけられた 

外寒しドッジボールでよけまくる 

落ち葉増し大会ひらくいざ決戦 

冬の空神様おねがいゆうしょうを 

冬の朝さむがってたらボールくる 

外寒し何回よけたら気がすむの 

しもばしらシャリッとドキッとねらわれた

冬の空みんなのボールまきゅうなみ
 


それぞれの場面が思い浮かぶ。
俳句に作る事によって、その時の事が臨場感をもって甦ってくるようになるのだ。
俳句は、人生を頭の銀行に預金する行為でも
ある。


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1 コメント

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Unknown (津野 利行)
2009-12-17 00:37:29
スーパードッジボール大会の日の迫力がよく表現された句が多いですね!

私は、
『ボール君男子投げると北風に』
の句が好きです。
男の子が投げたボールが「北風のよう」だと感じたのかなと思いますが、とてもスピード感がある句だと思いました。
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