医科栄養学・栄養医学ブログ

医学部で医科栄養学を学んだ経験と最新の栄養医学をこのブログに反映したいと、考えています。

がんのビタミンC点滴療法の米国、カナダの症例について その二 栄養医学ブログ

2011-03-29 19:22:31 | 健康・病気

 結腸がんの症例 米国のEさん

 彼女は、38歳の時、突然の直腸の出血により2001年、診察を受けました。手術、放射線、化学療法を2コ―ス受け、6ケ月後、がんは退縮したが、両肺に転移していました。そして、転移がんは切除され、Irinotecanを勧められました。しかし、拒否しました。そして、かろうじて動けたが、9歳の娘や夫は大変な悲しみようだった。他の自然医クリ二ックでビタミンC(VC)点滴療法を受け、初めは大量だったが、30g/週まで減らし、継続しています。素晴らしい髪と肌になったので、中止するつもりはありません。4年後、大学へ行き、サッカ―をしていますが、ガンの兆候は見られません。VCが彼女を救ったと、信じています。

 膀胱がんの症例 米国のFさん

 彼は膀胱がんによるショックで自殺するのではないかと、妻や友人に思われていた。膀胱摘出せず、化学療法、放射線療法も拒否し、代わりにビタミンC点滴を、3ケ月間、毎週2回、各30g摂取しました。それから4年間、月に一度ないし二度、人間機能改善センターでVCの点滴を受けました。10年後の現在、がんの兆候は見られません。

 乳がんの症例 米国のGさん

 ステージ3の乳がんと診断され、最初、乳房を8cm程切除し、次に、3.6cm程切除しました。三度目の手術の時、残ったリンパ節に腫瘍が発見されました。続く化学療法は大変苦しく、死ぬ思いでした。原発性がんの反対側のリンパ節にがんの再発が認められました。この時点で、ビタミンC点滴、栄養ビタミンサプリメント、抗酸化栄養サプリメントの補給、ゲルソン療法改の食事療法、それに天然の薬剤の補給を実施しました。最近の検査では、がんの再発は認められませんでした。血液検査の結果は良好でした。さらに、一週間ごとに一回、VCの点滴を行っています。世界のガン患者、医師に“私のガンからの生還の事実‘を知ってほしいのです。さらに、日本の温熱療法も米国で拡げてほしいと、願っています。日本の患者さんも希望をもって下さい。また、私自身、化学療法は大変苦しいので、嫌いです。もっと体にやさしい治療を世界の医師にお願いします。

 大腸癌の症例 カナダのHさん 

 彼はガン性疼痛を和らげるため、モルフィンを投与されました。化学療法を一ラウンド行った後、腸閉そく症のため、入院し、この時点では、化学療法を続けると吐いてしまう状態です。約二週間前からVCの点滴を、週三回、一回50gの割合で受けました。2007年2月21日の時点で、白血球数はまだ高すぎ、赤血球数はまだ低すぎますが、腫瘍マーカー値ca19-9は950から320に下がりました。いい方向への確かなステップとなると、思います。また、化学療法のつらさには参りました。

 Reference

American College for Advancement in Medicine. Intravenous VitaminC-Ascorbate for Cancer Cure.

なお、当方の、別の栄養医学ブログ記事は、nutr-blog,blogspot,comでも発信しています。