医科栄養学・栄養医学ブログ

医学部で医科栄養学を学んだ経験と最新の栄養医学をこのブログに反映したいと、考えています。

ガンのビタミンC改善療法の症例 その三 栄養医学ブログ

2011-02-09 13:07:34 | インポート

The American  College for Advancement of Medicineのブログを参考に、症例をピックアップしました。

ある患者は、栄養サプリメントと経口によるビタミンC摂取とともに、ビタミンC(VC)の点滴を15gから始め、50gまで増やし、毎週2回から3回までする予定ですが、経済的理由から20gから始め、2週間ごとに5g増やしました。点滴と点滴の間に6gのVCを経口摂取し、野菜ジュ―ス(人参、ビート、パセリ、ケ―ル、キャべツ、緑葉色野菜よりなる)、CoQ10を200mg,ビタミンB類、VEを400-800国際単位、ブドウ種抽出物、αーリポ酸、クロレラ、セレン、sylmarian for liver,アシドフィルス乳酸菌、骨粉末由来Ca,も摂取しています。腫瘍マーカーが上昇して、3週間で2倍になり、今の卵巣ガン以外の別のガンが腹壁のいたる所にでき始めました。そこでVCの点滴を100gまで増やし、毎日点滴し、続いて3日おきに125g点滴しました。2005年7月に開始し、2006年10月にはCTスキャン検査で影が消え、骨盤壁部位ガン、結腸ガンも消えました。腹壁の小さいガンは消えかかっていましたが体調が大変悪く、卵巣ガンが攻撃的なので、VC点を200g/日まで増やすことにしました。しかし125g/日にし、モルヒネも摂取し7ケ月、病院とホスピスの世話になりました。現在、モルヒネもいらず、買い物やドライブそれに子供の世話もできるようになりました。さらに、マイルド温熱療法を併用すれば、効果が増強すると思いますが、米国では行われていません。

また、ある男性のガンは大変攻撃的で、化学療法のため、大変衰弱していました。約6ケ月前に、毎週3回、50gのVC点滴を始め、650から320まで腫瘍マーカーは下がました。食事療法も行い、喫煙・飲酒の禁止も自然医からアドバイスを受けました。VC点滴は100g/リッターまでふやすつもりです。現在点滴速度も効果を高めるため、上げています。50g/500mlを4時間かけましたが、毎週3回、1.5時間に、現在、早めました。100gまではしていませんが、現在、体調が大変良いようです。ビタミン・ミネラル・抗酸化サプリメントも併用しています。

   Reference

 The Blog of The American College for Advancement of Medicine

なお、当方の、別の栄養医学ブログ記事は、nutr-blog.blogspot.comでも発信しています。