小学生の漢字,算数,英語,社会

書籍の広告に刺激されてしまった。
小学校で習った漢字、読めますか？とある。

漢字は、こんな塩梅である・・・。
①飯事　②海星　③行火　④手水　⑤東雲　⑥間八　⑦小火　
⑧勇魚　⑨山茶　⑩産着　⑪後志　⑫和毛　⑬不束　⑭生業
⑮気障　⑯水雲・・・。

団塊オヤジが分かったのは、⑤しののめ　⑩うぶぎ　⑪しりべし
⑬ふつつか　⑭なりわい　⑮きざわり　こんな程度である・・。
これって本当に小学生で習う漢字なの？という驚きの世界。

解答は、①ままごと　②ひとで　③あんか・・・。
以降を知りたければ、本書でどうぞ・・・とある。
こんなお勧めのキャッチフレーズに引き込まれてしまった。
価格は、税込みで500円、おまけに62万部のベストセラー。

ついでに横へ目をやったら、さらにこんな塩梅の広告。
小学校で習った算数、解けますか？
小学校で習ったさか上がりを、英語で言えますか？
小学校で習った社会科、できますか？

何かおちょくられているようで、挑戦心に火が点いた。
よ～～～し一念発起、こうなったら4冊まとめて購入してやる！
とうとう、ユーズドＢｏｏkを買い集めてしまった。

ということで、劣化してきている頭に刺激を与えよう。
頑張るど～～～～！・・・と団塊オヤジは鼻息も荒い。

全地球の雲を計算

特別警報発令のあり方が、揺れている・・・。

大雨、暴風、高潮、波浪、暴風雪、大雪、地震、津波、噴火。
これらが数十年に一度しかないような災害・・・。
それが、直ちに命を守る行動が必要と判断した時に気象庁が発令。

その特別警報の通知を受けた都道府県は、市町村へ通知。
市町村は、住民へ周知することが法律で義務づけ・・・。

しかしその正確度への疑問が生じて来た。
そのため、都道府県単位への発令は、再考して欲しい。
そんな贅沢な？要望の動きが出てきた・・・。

おりしもそんな時に、こんな研究が脚光を浴び始めた。
理化学研究所や東京大等の研究チームの活躍であるが・・・。
スーパーコンピューター「京（けい）」を使ってこんな実験をした。

全地球の大気の状況を世界最高の精密さでシミュレーション。
つまり模擬実験で、全地球の雲を「京」で計算。
それが成功したというニュースだ。

積乱雲一つひとつの内部の構造も再現できる。
だから台風や局地豪雨が発生するメカニズムの解明に役立つ・・・。
情報ツールの発達した時代、凄い研究をするものだと妙に感心する。

同研究所の説明によると、その実験はこんな塩梅である。
「京」では、地球全体を水平方向で870ｍ四方のマス目に区切る。
それぞれのマス目の大気の状態や相互の影響を計算する。

従来のスパコンでは、3.5Km四方のマス目での計算が限界だった。
垂直方向では、従来は約800ｍに区切っていた。
それが約400ｍまで細かくできるようになった・・・。

実際の気象データを使って計算したところ・・・。
細かな雲の形のほか、積乱雲の中で強い上昇気流が発生している場所。
そんなことまで再現できることが分かった・・・。

局地豪雨等の解明に期待が大らしく・・・。
科学オンチの団塊オヤジも妙に納得・・・フムフム。
全国的に豪雨による河川氾濫や猛吹雪による災害。

痛ましい事故を見聞きするたびに心が痛む・・・。
大荒れの気象を事前に把握して、危険回避に役立たせる「京」。
その活躍の早期実現を願って止まない・・・。

夫婦の出身母校が対決

秋季高校野球北海道大会の話題。
10月12日に札幌の円山球場で準決勝が行われた。

楽天のエース田中将大投手の母校である駒大苫小牧が・・・。
東海大四に延長１２回の末、1-0でサヨナラ勝ち。
ということで決勝進出・・・。

一方、マー君の奥さんである里田まいの母校は、札幌大谷。
こちらも白樺学園に4-0で勝って決勝へ進出。
結果、夫妻の母校が、選抜を懸けて激突することになった。

決勝戦では、駒大苫小牧ｖｓ札幌大谷という絵。
勝った方が、来春の甲子園選抜出場が確実になるとか。

そして13日の札幌円山球場では・・・。
駒大苫小牧が3-2で札幌大谷を振り切って勝つ。
8年ぶりの優勝だそうな・・・。

かくして、来春の選抜出場は、駒大苫小牧が確実視。
ここは、亭主側に軍配が上がり、まずはヨシとしようか・・・。

痛ましいストーカー事件

知人の男につきまとわれていた女子高校生の痛ましい事件。
警視庁管下の２警察署の連携のまずさが表面化。

事件の４日前、生徒に話を聞いた教師が、学校近くの杉並警察署に電話相談。
対応の警察官は、生徒宅近くの三鷹警察署へ相談するよう勧めた。
そして生徒の名前や住所を聞かず、三鷹警察署への連絡もなし。

今月３日、改正ストーカー規制法が施行されたばかり。
長崎や神奈川県下で相次いだストーカーの凶悪事件。
県警間で被害者の相談が、たらい回しにされていた。
そのために、惨事を防げなかったのだ・・・。

その反省から、相談受理警察署が積極的に動くよう法律を改正。
付きまといに苦しんでいる人の保護策を進め・・・。
凶悪事件を未然に防ぐことを目指したはず。

これまでは加害者へ警告等をできるのは、被害者の住所を管轄する警察署長。
そんな法の不備を改めて、つきまといの現場や加害者の自宅。
それを管轄する警察署長らも、警告が出せれるようになった。

それを怠って、前述の杉並警察署は、こんな塩梅だったらしい。
来てくれれば、杉並署でも三鷹署でも対応する。
・・・と教師に伝えただけのようだ。

男は関西方面から上京して数日前からつきまとい・・・。
あやめるという内容のメールもしていたという。
警察官は、どんな気持ちで相談電話を受けたのだろうか。
危険が迫っていることを理解できなかったのだろうか。

事件当日には、相談を受けた三鷹警察署も・・・。
男に架電を試みただけで、生徒宅の巡回もしなかった。
法律が改正されても、現場の警察官がこんな姿勢ではねぇ。

事件発展性の筋読みと危機意識がなければ・・・。
ストーカー被害者は、いつも泣かされるだけ。
そして、そんな不幸な事件を隅に追いやるようにこんな記事。

危険業務従事者叙勲のニュースである・・・。
今秋も警察官等、全国で3,619人が秋の叙勲。
キミたち、本当に危険業務に従事しているという感覚はあるのか？

市民を危険におとしめる行状には、本当に腹が立つ・・・。

確実な徴税システム

２カ月に１回、年金が支給される。
厚生労働省からは、支給直前に「年金払込通知書」が届く。
内容は、年金支払額そして引き去り額の表示である。

介護保険料1万ウン千円、これは相互扶助から仕方なし。
続いて、所得税額と復興特別所得税額とある。
驚いたのは、「個人住民税」が新たに引かれていた・・・。

こちらもなんと1万ウン千円の引き去りである・・・。
年金支給総額のうち、実に約25％が引き去りされていた。
庶民の知らないうちに、こっそりとウルトラＣ？
なんじゃ、こりゃ？びっくりしたなぁ、モゥ～・・・。

「個人住民税」は、こういうものとある・・・。
都道府県や区市町村が行う住民に対する行政サービス。
それの必要経費だから、庶民は担税力に応じて広く負担。

団塊オヤジは、函館市の支払いはこんな塩梅。
固定資産税や道・市民税は銀行からの自動引き去りにした。
持って行かれる税金だから、諦めの境地。

ところがお上は、効率的な徴税のため、年金から引き去る手段。
そんな方法を編み出して・・・。
平成21年10月からは、65歳以上の年金受給者に拡大適用。

個人住民税を納税している者を対象に・・・。
公的年金からの個人住民税の特別徴収制度を開始した。
函館市も遅ればせながら、今月からこの制度運用を開始。

徴収漏れのないように年金の中から、ビッシびしびしと徴収制度。
税金のむしり取り大作戦と言ったら言い過ぎか？
行政のサービス？、どんなサービスを受けているだろうか？

公務員の暮らしをシッカリ守る徴税システムに見えなくもない。
ともあれ庶民は、この世からお隠れするまで・・・。
これでもか、これでもかと税金の負担がのしかかる現実にガックリ。

極めつけは消費税、3％に飽き足らず5％。
それでも足りなくて来年からは8％、その先の10％まで予約済み。
いずれ12％、15％とエスカレートするのは必至である・・・。

そして庶民の呼吸は、ゼイ・ぜい・税とむせび泣き咳き込む・・・。
税金の安い国に引越ししたいなぁ～・・・。
そんな国はないか？・・・。

手荷物検査、５秒でＯＫ

日立製作所が、新技術を開発した。
手荷物に爆発物の成分がついているかどうか・・・。
それを最短５秒で検知できる機器開発である。

空港や官公庁、公共施設等入り口で行われている保安検査。
手荷物検査はいま、Ｘ線検査が中心・・・。
疑わしい荷物には係員が、特殊な布で表面を拭き取って分析する。
そんな方法のため、時間と手間がかかり過ぎだそうな。

それが、ここに来て一挙に解決。
効率化・スピードアップができることに期待は大きい。
公開された試作機は、こんな塩梅らしい。

荷物をベルトコンベヤーに乗せて箱形の装置に入れる。
横から強い風を吹きつけてる・・・。
そして荷物表面に付いた粒子状の成分を飛ばす。
回収した成分は、瞬時に５００分の１に濃縮して調べる・・・。

成分が０・００１ミリグラムあれば検知できるそうな。
塩１粒の１００分の１程度で爆発物の原料となる成分。
これらは、ほぼ見極めできるらしい・・・凄過ぎるねぇ～。

カバンからパスケースなどの小物まで・・・。
荷物の大きさに関係なく、成分を回収することが可能。
早く実用化を図って欲しいものである・・・。

国製版の散財劇

ある日、街を車で走っていたらこんな光景に出くわした。
空家になっている公務員の官舎。
ガードマン付きで、官舎の周りを草刈り中。

官舎は、一棟１６戸入居できる４階建てのもので３棟ある。
ざっと４８戸入居でき、外観上はもったいない建物。
それが、１階の窓という窓は、外部からの侵入を防ぐ板張り状態。

そんな官舎の周辺をヘルメット付きのおじさんが草刈り。
庶民には、異様に見える景色である・・・。
なんじゃ、こりゃ？の景色に遭遇して驚く団塊オヤジ。
いわば国製版の散財劇である・・・。

管理者の看板を見たら・・・「函館財務事務所」とある。
国の財務省・・・それの地方の出先機関であろうか。
予算のある官公庁のなせる素晴らしいワザである・・・。

職員の入居していない建物周辺の雑草刈り。
解体したくても予算がないためか、空家の官舎を放置。
美観を保つために草刈りか？・・・。
おそらく、別なところに公務員官舎を新築したに違いない。

金がない国は、狡猾に消費税のアップ作戦・・・。
かたや官公庁は、税金の使い放題三昧。
庶民は、この怒りをどこにぶつければいいのだろうか？

団塊オヤジの血圧は、今日も上がりっぱなしである。

センセイ自身の暮らしを守る政治

野田君と安倍君のやり取りのニュースが面白い。

野田君いわく。
昨年11月14日、私は安倍晋三氏と党首討論をした。
その中で私は、国民にまさに消費税の負担をお願いする以上・・・。
政治家が身を切る覚悟を示さないといけない。

だから議員定数削減を実現しよう、と呼びかけた。
安倍さんは「やろう」と言った・・・云々。
でもねぇ～、今更こんな言葉を並べて何になるのだろうか。
案の定、安倍君の言動を調べたらこんな塩梅。

昨年の党首討論では、素敵な言葉を披露していた。
既に選挙公約で、来年の通常国会で定数削減と選挙制度改正をする。
今この場で、そのことをしっかりやっていくことを約束する・・・。
これが昨年１１月１４日の安倍君の言葉だ。

それが、どうしたことだ！
約束を忘れて、消費税増税にまっしぐら。
その態度は素晴らしいと言おうか、何と言おうか・・・。

政治屋の「身の切る改革」は、一向に進まない昨今。
そして自分たちの身は切らないで、国民の懐をアテにする・・・。
消費税増税だけは、極めて積極的な展開に・・・。

振り返れば、衆議院の一票の格差を是正する「０増５減」。
その新区割り法案を成立させただけで、ご満悦・・・。
そんな態度が小憎たらしい・・・自分の暮らしを守るのが一番。

それが一番大事と心得ているから、本当に凄い！
口先では立派なことを言うが、所詮、自らの生活を守りたい。
それが本音なのだろうネ・・・。

身を切る改革という言葉遊びで彌縫策を駆使。
あ～だ、こ～だ、そ～だと言葉を捏ねくり回わすだけの政治劇場。
そんな劇場に本物の政治家は、何人いるのだろうか？

失業議員が増える改革は、やりたくないのも頷けなくもないが・・・。
国民の暮らしを守らない政治って、何だろう？
いつまで経っても政治屋が、気楽な稼業でいいはずもないが・・・。

懲りない美しい国のセンセイたちには、困ったものである・・・。

ＴＰＰの重要５項目

環太平洋パートナーシップ協定、いわゆるＴＰＰ交渉。
農産物の重要５項目を関税撤廃・削減の対象にするかどうか。
いよいよ、その検討に入るようだ・・・。

重要５項目とは、米、麦、牛・豚肉、乳製品、砂糖の計５８６品目。
それらの関税を維持するかどうかという問題だ。
これまで日本は、重要５項目を聖域として来た。
つまり、関税交渉のテーブルに載せないとしていた。

しかしここに来て、関税分野の交渉が難航している。
それを受けて、方針転換するらしい。
自民党が関税見直しに方向変換すれば・・・。
政府も重要５項目の扱いの再検討に入るという。

自民党のＴＰＰ対策委員長はこう語る・・・。
関税の撤廃・削減にあたっては、農業対策の検討が必要との認識。

また、ＴＰＰ担当相は、こんな塩梅・・・。
党で考えていただくのはありがたい。
連携をとって行きたい・・・。

重要５項目全てを聖域にしたままでの関税交渉は難しいらしい。
裏を読めば、言葉は慎重だが水面下では・・・。
関税撤廃の方向性は、すでに決まっていたのではないのか？

その落とし所を探っているように思えてならない・・・。
自民党幹事長は、重要５項目は必ず関税を守る・・・。
そう断言していたが、これも怪しげな空気になってきた。

いずれにせよＴＰＰ問題から目が離されない・・・まさに佳境・・・。

きゅうり？スイカ？カボチャ？

家庭菜園を楽しみたくて、今年の春に野菜の苗を買って来た。
トマト、なすび、ししとう、ナンバン、ピーマン、青しそ、きゅうり等など。
早く花よ咲け、どんどん伸びろと願いを込めて育てたが・・・。

どうも、きゅうりの生育がおかしい・・・。
そのうちに、黄色い花が咲き始めて、横に伸び始めた。
待てよぉ～、これはひょっとして「スイカ」でないか？

緑色の鮮やかな「スイカふう」の実がなった・・・。
更に成長して、今度は黄緑色に変わる・・・。
う～～～ん、こりゃ、カボチャだなぁ～？！

葉が枯れて、いざ収穫・・・。
ある程度乾燥させた数日後、二つに割って見た。
あっ！やっぱりカボチャだった！

それにしてもこんなことがあるのか？と妙に感心。
きゅうり？スイカ？カボチャ？の騒動は・・・。
カボチャに落ち着いて一件落着。

ＪＲ北海道の客離れ

ＪＲ北海道が自ら蒔いた種・・・相次いだ事故やトラブル。
そのため北海道内では、人と物の流れを直撃。
利用者様のＪＲ北海道離れが加速しているらしい。
やばいぞぉ～、ＪＲ北海道・・・。

この時期は、いつもなら本州向けの農作物の輸送が多い。
ところが今季は、度重なる事故やトラブルで・・・。
企業によっては、他の輸送手段への切り替え。

釧路港と茨城県日立港を結ぶ貨物専用の定期航路船は・・・。
輸送トラックが引っ張りだこになり、台数が不足。
本州からの便には、カラのトラックを積み、道内での集荷に当たる。

こんな現象でトラック業界は、 商売繁盛のようだ。
旅客も、ＪＲから高速バスや航空機への流れが加速。

札幌と函館、釧路を結ぶ高速バス路線は・・・。
7・8月は、いずれも20％前後も乗客が増えた。
この時期での20％は、驚異的な数字だと言われる。
加えて、航空機も搭乗客増で上昇気流・・・。

おまけにＪＲ主催の催しが次々と中止・・・。
絵画展の表彰・鉄道フェスティバルほの出展取り止め。
運転所見学等の一般公開。
はたまた、ピアノ等のロビーコンサートの中止等などetc。

安全をないがしろにしてきた放漫経営へのシッペ返し。
信頼回復に向けての道のりは長くて険しい・・・。
ＪＲ北海道は、再生できるのだろうか？

それにしても大変なぁ～。

厳しいプロの世界

プロ野球の世界の厳しい話題・・・。

１０月に入って巨人が、５人の若い投手や内野手を戦力外通告をした。
プロ野球選手を解雇である・・。
もう君たちは、巨人としては必要ないという非情な通告である。

８年前に高校ドラフト１位で選ばれた者も含まれる。
５選手は、ジャイアンツ球場での２軍練習前にナインに挨拶。
ロッカーの整理を終えて退場・・・胸中はいかばかりか。

華々しくプロ入門、そして活躍できる者とできない者。
二つに峻別されて、明暗がくっきりし過ぎるプロの世界。
でも、これが現実なのだろう・・・。

これからのことは、家族と話して決めます・・・。
肩を落として話す選手の姿が痛々しい。
落胆の気持ちは、私たちが想像する以上のはずだ。

今回の戦力外通告を受けた若者は、２１～２６歳。
でも君たちは、まだまだ若い！・・・。
挫折から立ち直って、新たな人生を歩んで欲しいものである。

親方日の丸という生ぬるさを満喫する公務員たち。
そんな輩も、戦力外通告の厳しさを学べばいいのに・・・。
緊張感のない公務員には、無理な注文だろうね・・・。

櫻弐號（さくらにごう）というロボット

ロボットの活躍が、話題になっている。

三菱重工業と千葉工業大学が、技術協力協定を結んだ。
その内容は、ロボットの共同開発である。

原発の事故現場で活動する協力第１弾として公開した新型ロボット。
名称は、「櫻弐號（さくらにごう）」というノダとか。
地下水等が流入している建屋内での防水性にも優れる。
ということで、廃炉作業での活用を目指すようだ。

現在、福島第１原発では、ロボットが延べ３台活動中。
いずれも千葉興業大学が独自開発したものである・・・。
階段の上り下りや悪路も走行でき、建屋内の情報収集に活躍。

そして今回の新型ロボットは、それを発展させたモデルだという。
アームを取り付けたため、瓦礫の撤去作業にも力を発揮。
凄いねぇ！知らなかった・・・。

増産して、廃炉作業に大きく役立たせて欲しいものである・・・。

ＪＲ北海道の財政基盤

こんなのって、あり～～～なの？

レールの異常放置で世間を賑わしているJR北海道。
同社の京駅内容は、自力経営とはほど遠い状況らしい。
2013年3月期の鉄道事業の売上げは、約780億円・・・。

しかし経費は、ナント1,100億円だそうな！
毎期300億円を超える赤字を垂れ流しているそうな・・・。
そんなことが、あり得るのかと思ったらこんなカラクリ。

ＪＲ北海道が倒産しないのは、これ・・・。
「経営安定化基金」と呼ばれる資金があるかららしい。
国鉄民営化の際に提供されたもので、この保有がある・・・。

この基金の運用益で、300億円を赤字補填に回す・・・。
それで、何とか経営を維持している状況。
つまりJR北海道の収益の半分近くは、ファンドの運用益。

2013年3月期の基金の総額は、約7,300億円。
だがこの基金からの運用益は300億円・・・。
それを4.1％もの高利回りで運用・・・凄いなぁ～。
この仕組みは、実質的な国庫補填にあるとも言われる。

安定化基金の多くは、独立行政法人に貸付け。
つまり、鉄道建設・運輸施設整備支援機構への貸付け。
そしてこの貸付けは、4％近い特別な高金利となって化けるのだそうな。

要は、この独立行政法人に対する貸付けは・・・。
事実上、JR北海道救済資金にほかならない。
結果的には、国の特別会計が負担していることと同じ。

この超低金利時代に4％の運用で儲け過ぎ・・・。
そんな感覚の中で、お客を危険この上ない列車に乗車させ・・・。
高い運賃は命と引き換え・・・その実態に唖然とする。

人命よりもマネービルが大事・・・。
そんな感覚の企業がこんなにリッチ。
なに、これ？世の中が逆さまに見えて来た・・・。

消費税の増税宣言

首相は、来年4月から消費税率を8％に引き上げると表明した。

社会保障を安定させ、厳しい財政を再建する・・・。
そのために財源の確保は待ったなし、と熱く語る。
そしてメディア各社は、指揮官の決断を一斉に報じる展開。

でも振り返れば、そもそも今回の増税は、こうだったはず。
年金や医療等の制度を維持・拡充する・・・。
そして、先進国最悪の財政を立て直して行く・・・。

そんな目的で、2012年8月に消費増税法が成立した。
ところが、ここに来てこんな理由づけを語る安ン倍さん。
「景気の腰折れを防ぐ経済対策」・・・。

消費税の増税は、当初と全く違う使われ方を向いてしまった。
そして困り果てる庶民を尻目に、安ン倍さんの夢はでっかい。
法人実効税率引き下げの道筋もついた・・・。

と言うことで、5兆円超の経済対策でデフレ脱却ができる。
そう判断したとも伝わって来る・・・。
国の借金1千兆円、その財政を立て直す心意気は立派！

そして政治屋の放漫経営で泣かされるのは、いつも庶民だが・・・。
市町村民税を納めていない非課税世帯に対しては・・・。
一人当たり現金１万前後を給付するというリップサービスも忘れない。

現在5％の消費税率は、2014年4月に8％へ・・・。
2015年10月には10％へと、２段階で引き上げされる。
でも果たして、こんな彌縫策で大願が成就するのだろうか？

歯止めの効かない美しい国の散財劇・・・。
当然10％に値上げしても、またまた財源不足は必至？
そんな増税ドラマをシニカルに眺める団塊オヤジ。
俺って、へそ曲がりなのかなぁ～・・・。