グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

ジオパークな日々

2017年01月24日 | 火山・ジオパーク
最近、少々報告が滞っていますが、伊豆大島では様々なジオパーク活動が着々と進んでいます。

1月9日は北の山地区の「伊豆大島の魅力の楽しみ方、守り方」を考えるワークショップに参加しました。

これはジオパーク推進委員会と、環境省との連携事業で、ジオサイトの見直しや保全を目的としています。(地区別に合計7回のワークショップが行われました)

地域資源の一覧表。

何ページもあります。
これをいかに正確にし、活用するか・・・

話題は尽きず、2時間ではとても足りません。

「北の山地区は、ちょっと掘ると溶岩が出てきてスカスカで、冷たい風が出てくる風穴が何箇所もあり、ビールを冷やした」とか…
「爆発的な噴火でできた丸い穴を利用した野球場は水はけが悪く、大雨の後に水たまりで泳いだ思い出がある」とか…
興味深い話がどんどん出てきました。

参加者からは「住んでいる人は見落としていることが多い」「こんないいところがあるんだと、今日知った」という感想が聞かれました😁

そして、昨日は・・・
ジオガイドがいる郷土資料館、山頂ジオパーク展、貝の博物館、ジオパーク推進委員のいる火山博物館のガイドメンバーで「連携」についてのアイデア出しを行いました。(話に夢中で写真、とり忘れました)

「本来受付業務だけの依頼だった郷土資料館では、以前から意識の高い人々の熱意でガイドが行われるようになり、それが評判となって、ツアーが立ち寄るなど来場者が増えている」「互いに学び合えば、自分のガイドの幅が広がる」「山頂ジオパーク展には目的を持たずにくる人が多いので、専門のところへ紹介できる場にしたい」「そのためには・・・」などなど、2時間があっという間の充実した話し合いでした。

そして今日から、気象庁火山防災連絡事務所長の平山さんからの好意で、毎月1回の火山勉強会が始まりました!

私は風邪をひいてしまい参加できませんでしたが(泣)17〜18名の参加者がいて、とても和やかな楽しい勉強会だったそうです。

伊豆大島ジオパーク、みんなで「知る」と「つながる」を楽しんでいます!

(かな)




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